企画・特集

#34 藻谷浩介さん

地域エコノミストの藻谷浩介さんです。

(藻谷浩介さん*2月・地域創生シンポジウム)
「お互い地区ごとに共存しながら古くなったところは捨ててねっていう、鹿児島の人ってなんか東京っぽいなー、だから同じ鹿児島県の中なのに、かごしま時間が流れているところとそうじゃないところの差が激しいなみたいなのを思う」

藻谷浩介さん、55歳。地域エコノミストとして、平成合併前に3200あった市町村のすべてと海外113か国を訪れ、地域振興や人口問題などを精力的に研究しています。鹿児島も、離島を含め隅々まで旅したといいます。

(藻谷浩介さん)
「特に鹿児島県は自転車で走るべき素晴らしいところが多いわけですよ。山を走ることも多いわけですね。海岸沿いもほんとにすごいですしね、佐多岬半島の裏側とかね、大浦とか、霧島、藺牟田池、吹上浜、自転車で行くところが多いです。だいたいの離島も自転車を担いで行った」

そして、屋久島も…

(藻谷浩介さん)
「実は相当前になるんですけどね、世界遺産で有名になる前ですね。島を一周してきました、残念ながら宮之浦とかに登る時間はなかったんですけど」

【屋久島の魅力とは】
(藻谷浩介さん)
「離島のオンリーワンですよね、屋久島は/屋久島みたいにこう、横綱級の山々がこういう形でまるで西郷どんじゃないけどモコっとね、2000メートル近くそそり立っている山って、本当に世界でも極めて珍しい、しかもそれは密林に覆われているわけです。そりゃ世界自然遺産をやろうかというときに日本で真っ先に選ばれたのは当然だと思います。やはり世界の屋久島なんですよ」

世界自然遺産に登録されて27年。世界に誇る大自然がある一方、他の離島と同じようにそこで暮らす人が減ってきている現状に、藻谷さんは警鐘を鳴らします。

(藻谷浩介さん)
「やはり島の良さはよくわかったけども、それをさらにどう活かして、さらに人が、増えなくてもいいけども、住み続けられる島にもうひと皮どうむけるかというのを、島の人が本当にやりたいことを自分で考えてやる時期に来ていると思うんです。自分たちの島がよそとどう違うかをわかったほうがいいんですよねー」

「せっかく島に住んでるのに、この島は何もないつまらない、不便だって言ってるのって残念で、そんなに便利なのがいいんだったら、じゃあ鹿児島でも東京でも行けばいいんですね。でも今の時代ね、所詮YouTubeをみてアマゾンで物を買っているので、全然島でも変わらないんですよ。そして、ここに住みたいという人をもっと増やしてね、これから日本がどうなっても屋久島にはずーっと人とサルとシカがいますよっていう、そういう自然遺産になってほしいですね、人も自然の一部としての自然遺産ね」

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