「ヴィジュアル系バンド・アーティスト 第1回【入門編】」
誕生からおよそ30年といわれる「ヴィジュアル系・V系」と呼ばれる音楽のジャンル、現在では海外でも「Visual kei」という言葉が通用するんです。
具体的にどんなジャンルなのか?
もう1歩踏み込んで、このヴィジュアル系と呼ばれるジャンルの魅力とは何なのか?
簡単に説明しながら、プロモーションしたいと思います。
と、いうのも・・・私事ですが・・・
私、実は学生の頃からこの「ヴィジュアル系バンド」が好きでした。
今日は、少しでも皆さんに興味を持っていただきたい!ということで、
テーマに挙げてみました。
ただ、30年もの間アーティストとファンの皆さんが
練り上げてきた歴史があるわけですから、
今日は、あくまでも「第1弾! 入門編」として、
今日はその概要=「大まかなところ」を噛み砕いてお伝えして参ります。
【音楽性と歌詞とファッション】
1980年代の後期に誕生したといわれているこの「ヴィジュアル系」の音楽・・・
激しいロックだけではなく、様々な音楽のジャンルや方法を用いています。
ヴィジュアル系の多くのバンドが、「極端なくらいに」色んな側面を、
楽曲や衣装、舞台演出で見せるのが特徴の一つといえます。
曲ひとつひとつにテーマがあり、ストーリーがあると思っていただければと思います。MVは音楽、衣装、舞台など本当に凝っていて、
まるで映画をみているようなものありますよ。
また私たちが普段過ごしている日常とは違う「世界」を
「舞台」に表現をしているのもヴィジュアル系の特徴の一つといえます。
他にも、
・ビートにのったロック
・パンク・ポストパンク・ガレージロック
・和楽器音楽(お琴、三味線、琵琶、篠笛、鼓などを使う音楽)
・クラシック(ヴァイオリンなどを取り入れクラシックの旋律が流れる)
など、音楽表現はバンドによって様々であり、
演奏する曲、そしてヴィジュアルによってファッションもおおよそ分けられます
・ソフビ系(ソフトヴィジュアルの略、化粧が薄くキャッチーな曲が多い)
・コテ系(コテコテヴィジュアルの略、メイクが濃く、奇抜な髪型、黒を基調とした衣装で、典型的なヴィジュアル系)
・オサレ系(お洒落から派生した言葉、カラフルでカジュアルな原宿を思わせるバンド、ポップな曲が多い)
・密室系・地下系(密室ノイローゼというレーベルに所属していた人達。
白塗りや、昭和歌謡思わせるような曲が多い)
・耽美系(中世ヨーロッパ貴族を思わせるような衣装、クラシカルな音楽が多い)
もともと音楽とファッションは密接した関係ではありますが、
他のジャンルのバンドより、わかりやすく音楽性や歌詞の世界がリンクしており、
化粧や衣装によって、自己主張・世界観の追及をしています。
感情を剥き出しにしたりととても現実的であり、
ヴァンパイアをテーマにしたりととても非現実的、
表現している世界が広いのもヴィジュアル系の魅力と言えそうです。
ヴィジュアル系の魅力は海外にも広がっており、
MUCCや、DIR EN GREYなどはアメリカや、
世界規模のワールドツアーをしています。
国内では昨年、2016年10月14日(金)~16日(日)の3日間、
幕張メッセでヴィジュアル系アーティストのみが出演するフェス
<VISUAL JAPAN SUMMIT 2016>が開催され、
およそ10万人のファンがつめかけました。
ヴィジュアル系という呼び方ですが、1990年代に人気となったXJAPAN(当時はX)、LUNASEA、黒夢などをヴィジュアル系、
2000年代に台頭してきたのを
ネオ・ヴィジュアル系と分けて呼ぶこともあります。
私は主にこのネオ・ヴィジュアル系を聴いていました。
【山口真奈おススメ・・3バンド厳選ネオ・ビジュアル系】
●Nightmare:
私の地元でもあります宮城県出身メンバーで構成される5人組V系バンドです。
2000年結成、2011年東日本大震後は東日本大震災支援LIVE収益の一部を
「あしなが育英会」の津波遺児募金に寄付するなど
地元に寄り添った活動も行っています。2016年を以ってバンド活動を一時休止。
復活を願っています。
●D:
映画監督のティム・バートン氏が日本のヴァンパイアと称した5人組V系バンドです。
ヴァンパイアや不思議の国のアリスなどをテーマにした曲が多いです。
ファンが旗や扇子など、グッズを使ったパフォーマンスをするのも特徴です。
●MUCC:
今年バンド結成20周年を迎える4人組V系バンドです。
欧米ヘヴィ / ラウドロックからの影響をミックスした独自の音楽性が高く評価され、海外でもライブ活動を行っています。
曲や格好は欧米ヘヴィ / ラウドロックなどを融合した独自の世界観ですが、
ライブMCやファンの皆さんへのメッセージは、
MUCCのように明るく親しみやすく接する方が多い気もします。
MUCC・・・名前を聞いて思い浮かんだ方もいると思いますが・・・
「ひらけ!ポンキッキ」の「ムック」、また出川哲郎さんに聞こえるといわれる曲があり、出川さんともコラボレーションしたこともあります。
2/11のOAで、Vo.の逹瑯さんから、リスナーの皆さん、ファンの皆さんに
メッセージをいただきました。
【「MUCC」の鹿児島でのLIVE】
3/12(日)鹿児島キャパルボホールです。
開場:4時30分 開演:夕方5時です。
お問い合わせ キョードー西日本 092 – 714 – 0159
【V系が好きな皆さん!メッセージお待ちしてます】
今日は、あくまでも、ごくごく簡単にヴィジュアル系を取り上げました。
今後も第2弾、第3弾、と、
それぞれ掘り下げたり、違った形でプロモーションできればと思っています。
「私こんなに好きなんです」
「今時はこうなんですよ?」
「こんな話題とりあげて!」
「こんな風に応援しています
「こんな曲知ってる?」など メッセージをお寄せください。
青たく「山口プロモーション:鹿児島 V系ファンの集い」の係まで。
mail:ao@mbc.co.jp
後日、次の機会でご紹介させていただきます。
まだまだいろんなジャンル、曲、アーティストの皆さんを
勉強させていただきたいです。
ファンの皆さんと一緒に、輪が広げられたら・・と思っています。