毎月最終週にお送りする「山口プロモーション」。新茶の話題を耳にする季節になりました。テレビの週刊1チャンネルの山口プロモーションでも昨年、お伝えしましたが、鹿児島は日本有数のお茶どころ。(2019年 都道府県別 茶の産出額で日本一に!)
南国鹿児島のお茶は味がふくよかで濃厚、色も深みがあり美しい!茶畑は傾斜が緩やかなところに多く機械化が進んでいて、効率的に作業ができるというのも特徴です。きょうの山口プロモーションでは、お茶にまつわるあれこれをプロモートします。
「八十八夜」とは
八十八夜は農林水産省のHPによりますと、雑節(ざっせつ:五節句・二十四節気以外の、季節の移り変わりの目安となる日の総称)のひとつで、立春から数えて八十八日目にあたる日のことです。暦の上では、この日から夏になり、種まきや茶摘みなど農作業を始める目安になりました。ただ、この時期はまだまだ昼夜の寒暖差が激しく、農作物が遅霜の被害を受けることもあります。そのため、江戸時代から、天候への注意を促すため、暦に記されるようになったそうです。今年の八十八夜は5月2日(月)です。
「八十八夜の新茶を飲むと長生きする」など、縁起の良い言い伝えもありますが、これはお茶の新芽に含まれる身体に良い成分が八十八夜前後のものに一番豊富だからだそうですよ。
鹿児島のお茶
新茶の季節ですねと言いながら、南国 鹿児島は温暖な気候のため新茶の季節は3月末から始まっています。種子島の新茶は「走り新茶」として有名ですね。茶の主要産地は静岡、鹿児島、三重と続いているのですが、この三県だけで栽培面積のおよそ7割を占めています。
また、農林水産省のHPによりますと、昨年度は、鹿児島は「てん茶(茶葉を揉まずに乾燥させたもの・抹茶のもと)」の生産が日本一でした。荒茶(蒸して揉みながら乾燥させたもの)生産量も静岡が29,700t、鹿児島が26,500tでした。
大型連休中、鹿児島のお茶を飲むのはもちろん、お茶食事としていただくのはいかがでしょうか。鹿児島県や茶生産協会のHPでは、茶節や茶殻を使った茶めし、おひたし、お饅頭などの和菓子、パンナコッタなどの洋菓子のレシピも紹介されていました。
鹿児島のおいしいお茶に関しては今年も週刊1チャンネルでご紹介!放送は5/21(土)放送予定です。お楽しみに。