「2021年のガジェット」
このコーナーでは世の中で流行っているもの、話題のことなどを紹介していますが、きょうのテーマは、「2021年のガジェット」です!新しいものの話題はワクワクしますが、きょうは特にワクワクがいっぱい詰まっています。SF映画の世界がすぐそこまで来ている!と言っても過言ではないアイテムをプロモートします。
ガジェットとは
Gadgetは英語で(気の利いた)ちょっとした道具、目新しいものという意味で、ちょっと便利な小物をさします。IT(インターネットなどの通信とコンピュータとを駆使する情報技術)の世界では、デジカメやスマートフォン、小型ゲーム機、そしてその周辺機器の「デジタル小物」、そして簡単なアプリケーションソフトやデスクトップ上で動作する 電卓やメモ帳などの「アクセサリーソフト(ウィジェットとも言われますね)」のことを言います。
まるでSF映画の世界のようなガジェット
スマートリング
スピーディで衛生的!なんと!買い物もドアの施錠も健康管理も指先で触れるだけで済んでしまう世界がすぐそこまで来ています。私が気になったのは、イギリス生まれのスマートリング「EVERING(エブリング)」。2021年春日本上陸予定となっていて、VISAのタッチ決済に対応したプリペイド式の指輪型ウエアラブル(身に着けるタイプの)端末です。おサイフケータイやSuica、Edyなどにも使用されている決済用のチップを内蔵していて、これらを使ったことがある方はご存じかもしれませんが、非接触(触らずにかざすだけで)で支払いができます。防水使用でタッチ時に自動で発電するため充電もいらないとのことでした。金属アレルギーの方にも配慮された低刺激なセラミック製のようです。
アプリを開いたり、バーコードを見せたり、読み込んだりと、現金決済よりも便利になったとはいえ不便なこともありました。これらがますます解消されそうですね。EVERING以外にもジェスチャーと音声で操作ができ、骨伝導で音声も聞ける「ORII(オリー)」(指輪をした指を耳に当てると聞こえてくるそう)などすでに日本でも発売されているものもあります。
スマートグラス AR/MRグラス
このガジェットこそ、一般的になってほしい!と個人的に思っています。スマートグラス(メガネ)は現実にディスプレイ上のデジタル情報を重ねて表示するメガネ型ウエアラブル端末です。現在発売されているものもあり、建築、製造、医療などで両手がふさがらない=ハンズフリーで作業をしつつ情報を確認することができます。音声ガイドのみを搭載しているモデルもあります。カメラやセンサーはなく、普通のメガネのようなスタイリッシュな見た目をしているものが多いです。また、AR/MRグラスというものもあります。現実空間の壁や床、机などを認識し、デジタル情報を重ねて表示します。こちらは空間を認識する機能が備わっているため、表示したものが机の上や壁など、そこにあるかのように見せてくれるメガネです。こちらはカメラやセンサーが搭載されているため普段使いされるにはもう少し時間がかかりそうです。
AR:拡張現実。現実世界に仮想の世界を重ねる技術。
MR:複合現実。現実世界をデジタル情報化し、その空間に自由に配置ができる技術。
空間の把握ができるため近づいたり、見る角度を変えたりできる。
生活に溶け込むガジェット
ワイヤレスイヤホン
無線のイヤホン、多くの種類が出回っていて、一般的になってきていますよね。私も使っています。高いものは数万円、安いものでは2000円以内で手に入ります。これはBluetoothという無線通信を使って音楽の入っている端末とペアリング(繋ぎ)ます。線がないので、絡まる心配もありませんし、運動しながら、通勤通学、家事をしながら音楽やラジオを聴くことができます。
カップウォーマー
この時期に重宝しそうな マグカップ、紙コップに入れた飲み物を長時間保温できるものです。USBやコンセントに接続し、発電、ホットドリンクを飲み頃の温度に保ってくれます。コースター型やカップ自体が温まるもの、車の中でも使えるものがあります。スマホをつないで温度調節ができるものもありました。
ミラー型トレーニングデバイス
1月27日のNスタでも紹介されていましたが、姿見鏡に操作をするとパーソナルトレーニング向けの映像が流れ、自分のトレーニング姿をインストラクターの動きと見比べて行うことができます。おうちでもできるトレーニングは注目されていますよね。
このほかにも、健康状態がわかるトイレ(血流や排せつ物の臭いを分析)や中身をデータ化し何が入っているか、食品の経過日数などを教えてくれる冷蔵庫なども開発・販売されています。(ガジェットではなく家電ですが・・・)便利なものを使いこなすために私たちも進化しないといけないですね。