「海外旅行に行ったつもりになれるスポット」
年末年始の出国ラッシュ・入国ラッシュのニュースを毎年目にします。今年はハワイで年越しです!という方もラジオをお聴きの方でいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、海外旅行はお金も時間もかかるし、長時間飛行機の乗るのは怖い!準備も大変!ということもありますよね。今回は“パスポートの要らない海外旅行”をみなさんにご提案します。定番のスポットから新しい施設までありますよ。
ドイツ村、スペイン村、オランダ村
東京ドイツ村:千葉県袖ヶ浦市にあります。入場者数は年間100万人以上。冬のイルミネーションは関東三大イルミネーションのひとつです。ドイツの町並みやドイツビールやソーセージを楽しめます。
志摩スペイン村:三重県志摩市にあり、今年で25周年を迎えました。三重県を代表するテーマパークですが、ホームページが自虐ネタ満載で話題になりました。「待ち時間ほぼゼロ、好きな時間に好きなだけ乗れるアトラクション」「空いているので写りこみナシ、インスタ映え」「ライバルがいないから目立ち放題、スペイン人ダンサーと踊れちゃう!?」など。スペインの町並みに本場フラメンコショー、アトラクションなどが楽しめますよ。
長崎オランダ村:長崎でオランダと言えばハウステンボスを思い浮かべる方も多いとお思いますが、そこから車で30分、西海市には美しいオランダの港を再現した小さな町があります。旧ポートホールン長崎という場所で、入場は無料です。ランチ・アフタヌーンコーヒーにもぴったり。ドライブに出かけてみてもいいですね。
東北のホグワーツ城!?ブリティッシュヒルズ
ハリー・ポッターの世界のようなマナー・ハウス=洋館はボールルーム=舞踏室、スヌーカールーム=ビリヤード室、アッパーホール=客室はヴィクトリア時代の壮麗な空間です。海抜1000メートルの森の中に位置する7万3000坪の広大な敷地は非日常の空間、夏は涼しく冬は白銀の世界を楽しむことができます。朝晩発生する霧も霧の街イギリスを思わせます。
こちらの施設は語学専門学校が語学とともに英国文化も学べるように作られたものです。語学研修、またホテルとして宿泊・食事もできます。中世イギリスのマナー・ハウス(荘園領主の館)をイメージした建物などは、英国文化が最も華やかだった時代の雰囲気があり、英国文化を学ぶことができます。
移動式住居「ゲル」に泊まれる。那須モンゴリアビレッジ テンゲル
栃木県那須にある那須モンゴリアビレッジ テンゲルでは18,795㎡の敷地にモンゴルから直輸入した27棟のゲルが並んでいます。中にはモンゴルの家具もあり、民族衣装デールも着ることができます。スーホの白い馬にも登場する馬頭琴の演奏会もありますよ。
大きなテントのような形をした、モンゴルの遊牧民の移動式住居ゲルに泊まることができます。ゲルはラクダの腱や木で作った骨組みに、羊の毛で作ったフェルトをかぶせたもので、厳しい自然の中で暮らす工夫が詰まっています。(モンゴルの気候は夏30℃近くまで気温が上がり、一方で冬はマイナス30℃近くまで下がります。)ちなみに最近のゲルにはソーラーパネルが付いていて携帯の充電などもできるそうです。
高知県でバカンスを「ヴィラ・サントリーニ」
紺碧=黒みがかった青色の美しいエーゲ海に浮かぶ三日月形の島。崖の上は真っ白に輝く街並みが広がっています。そのサントリーニ島は、あまりの美しさから”奇跡の島”とも呼ばれています。洗練されたビーチリゾートとして人気のこの島には、多くの人が訪れ、白亜の家々や鮮やかなブルーのドーム型の屋根ギリシャ正教会の聖堂は絵になります。
そんなエーゲ海にいるかのような体験ができるのが高知県土佐市のホテルヴィラ・サントリー二です。青い空と太平洋、白い壁のコントラストが美しく、建物もサントリー二島の伝統的な建築様式となっています。プールの近くやジャグジーつきのお部屋などこだわりがあり、お食事コース料理など贅沢な時間が過ごせそうです。現在は新館などの準備中ということで、12月19日グランドオープンだそうです。
このほかにも北海道のカナディアンワールド公園、まるでスイスに来たかのような体験ができる山梨県のハイジ村、フラガールでおなじみのスパリゾートハワイアンズなどもあります。ちなみに、ご紹介したいなと思っていたとうほくニュージーランド村は2017年に閉園していました・・・行きたいところはお早めに・・・。