レブナイズは2次R敗退 課題も 天皇杯バスケットボール

第98回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会の2次ラウンドが23~25日に愛知県で行われました。B3リーグ勢は2次Rから登場となり、鹿児島レブナイズは24日に初戦を迎えました。

相手は前日B3リーグの湘南を下した福岡県代表の福岡第一高校。超高校級のプレーが次々に飛び出しましたが、レブナイズは序盤から主導権を握り終始攻守に圧倒。プロの意地を見せ、109-59で快勝しました。

移籍後初公式戦で4本の3Pシュート決めた#21松井(写真提供:日本バスケットボール協会)

翌25日の6回戦。相手は10月1日のB3リーグ開幕戦の相手でもある豊田合成ですが、この日は一転して序盤から重い展開に。オープンのシュートを放つもリングに嫌われ、4Qに一時14点のリードを許します。しかしそこからレブナイズは怒涛の反撃。永山の3Pシュートを皮切りにゲインズJrやバーンズらが次々と得点を重ね、残り40秒でついに同点に。しかし残り15秒で相手に3Pを決められ万事休す。75-79で惜しくも敗れ、天皇杯は2次R敗退となりました。シーズン開幕に向けて攻撃の連携と試合の中での修正に課題を残しました。

流れを引き寄せようと気迫のダンクを見せる#6バーンズ(写真提供:日本バスケットボール協会)

◆クルニッチHC『良くない状態でスタートし相手にいいシュートを打たれてしまう昨日と全く違った展開となってしまった。勝つためにオフェンスがよくなかった。イージーミスが多く、特に3Pシュートが入らなかった。来週の開幕戦に向けて、もっといいフィジカルやディフェンスを準備して、応援してくれているブースターの皆さんに勝利を届けたい』

◆#11森田『出だしから相手の雰囲気に呑まれてしまった。盛り返すところもあったが、最初に主導権を握られてしまいそのまま長い時間試合が進んでしまった。最後いい時間があったが、あの時間をもっと増やせるように、ディフェンスをハードにインテンシティ高くしていかなければならないと再確認できた試合だった。今日の悔しさを開幕にぶつけたい』

◆#32武藤『試合で一番あってはいけない気持ちの部分で相手に上回れてしまったことが非常によくなかった。そういった部分をキャプテンとしてチームを引っ張っていけなかったのは反省しているし今後に活かしていきたい。しっかり準備してリベンジを果たしたい』

新規参入4クラブを加えて16クラブで行われるB3リーグ2022-23シーズンは30日に開幕。レブナイズは10月1日と2日、豊田合成と県体育館で対戦します。


【9月24日 天皇杯5回戦】

☆鹿児島レブナイズ  32 22 28 27 | 109

★福岡第一高(福岡) 14 13 19 13 |  59

#31 ロート:19得点・12リバウンド

#23 ゲインズJr:17得点

#6 バーンズ:16得点・5スティール

#21 松井:12得点

#43 今川:12得点

#32 武藤:7得点・7アシスト

#11 森田:1得点・6アシスト

#15 濱田:2得点・5アシスト


【9月25日 天皇杯6回戦】

★鹿児島  16 21 15 23 | 75

☆豊田合成 21 21 20 17 | 79

#23 ゲインズJr:16得点

#6 バーンズ:15得点

#11 森田:11得点・5アシスト

#32 武藤:11得点

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