サッカー天皇杯　ユナイテッドＦＣ快勝で２回戦進出！

サッカー日本一を争う「天皇杯」の１回戦が、５月２２日、鹿児島市で行われ、
県代表の鹿児島ユナイテッドＦＣが福岡県代表のギラヴァンツ北九州に快勝し２回戦進出を決めました。

ともにＪ３に所属し、現在首位の鹿児島と１４位の北九州との対戦となった天皇杯１回戦。
ユナイテッドＦＣは、リーグ戦とはスタートメンバーを大きく変えて臨むと、ＦＷの福田が相手ゴールに迫りシュートを放つなど、普段は出場機会の少ない選手がチャンスを演出します。これで流れを掴むとレギュラー組も奮起。

前半２４分には、サイド攻撃からの流れから、最後はゴール前に走り込んだ中原の狙いすましたシュートで先制。
さらに前半４２分、リーグ戦は途中出場のみですが、この日はスタメンに入った山本が、相手ボールを奪うと自ら持ち込んで追加点。２点リードで試合を折り返します。

（チーム２点目をあげ喜ぶＦＷ・山本駿亮選手）

後半も立ち上がりから、チームが目指す「前線からの守備」の姿勢を見せます。すると後半１７分。
相手ペナルティーエリア付近でボールを奪うと、最後は米澤が落ち着いて決め、勝負を決める３点目。
終盤にセットプレーから１点を返されましたが、粘り強く守り３対１で勝利。天皇杯２回戦進出を決めました。

（３点目のシュートを放つＦＷ・米澤令衣選手）

試合後、この日スタメンに入りチーム２点目を上げた山本駿亮選手は、「リーグ戦の出場機会が少ない選手もいたが、みんな良いプレーができたと思う。いつもリーグ戦に出ているメンバーに少しでも焦りや、いい刺激を与えられたら、チームとしてもっと良くなると思う」としっかりとした口調で語りました。

天皇杯初戦を突破したユナイテッドＦＣは、６月１日（水）に長崎で行われる２回戦で、Ｊ２シードのＶ・ファーレン長崎と対戦します。