鹿児島県高校総体・ラグビー開幕 合同Aは抽選で2回戦へ

県高校総体のラグビーは合同2チームを含む10チームが参加して21日(土)に開幕。初日は鹿児島市の県立サッカー・ラグビー場で1回戦2試合が行われました。

甲南・鹿児島・鹿屋・鹿屋工の合同Aは新人戦10人制優勝の鹿児島情報と対戦。開始4分、鹿児島情報が相手ゴール前で得たペナルティから守備の隙を突いて先制トライ。ゴールも決まって7点を先制します。しかしその後合同AがFW・BK一体攻撃で2トライを挙げて逆転。12-7とリードします。

5点を追う鹿児島情報は後半に入っても攻めあぐねますが、後半20分にU18九州代表のFB永田のビッグゲインから同点のトライ。しかしコンバージョンキックは外して12-12。その後、互いに最後までトライへの執念を見せますが同点でノーサイド。抽選の結果、合同Aが2回戦進出の権利を得ました。

(合同A)甲南・川野誠大郎主将『合同練習は5月上旬に1回だけだったが、声を出すこと、コミュニケーションを大事にしてやってきた。押さえるべきところを声をかけてできたのが一番良かった』

鹿児島情報・永田法明主将『ウォーミングアップから気持ちが一つになっていなかった。(秋の花園予選に向けて)練習の前に日常生活の部分から見直していきたい』

川野誠大郎主将(合同A・甲南)と永田法明主将(鹿児島情報・U18九州代表)

永田主将(鹿児島情報)は、U18九州代表として7月に控えている菅平(長野)での試合について『九州代表は周りのレベルが高い。自分がどこまで通用するのか試して、周りがどういうプレーをするのか吸収したい』と意気込みを語りました。

1回戦もう1試合は大島vs鶴丸。前半2トライ2ゴールを先制した大島に対して、鶴丸も粘りを見せ1トライ1ゴールを返します。しかし大島が前半終了間際に1トライ1ゴールで突き放すと、後半も5トライを重ね、結局50-7で勝って2回戦進出です。

シード校も登場する2回戦は、今月24日に県立サッカー・ラグビー場で4試合が行われます。決勝と3位決定戦は6月3日(金)に行われ、MBCホームページ・アプリでライブ配信でお届けします。

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