鹿児島ユナイテッドFC 今季のJ2昇格消滅
今シーズン残り4試合、J2昇格ラインとの勝点差が11の8位につける鹿児島ユナイテッドFCは、11月14日、もう負けられない状況のなか、ホームで下位のFC今治と対戦しました。
「攻撃」に力を入れて準備してきた、この1週間の成果が期待されましたが開始42秒。左サイドからボールを戻した相手に、ミドルシュートを決められ先制を許します。負ければJ2再昇格の可能性が無くなるユナイテッドFCは、
前半にシュート5本、コーナーキック7本と、怒涛の攻撃を仕掛けますが、ゴールネットを揺らせません。
すると、後半にも立ち上がり25秒でミドルシュートを決められ2対0に。これで、完全に流れを失ったユナイテッドFCは、その4分後にも速攻から追加点を許し、今季2番目に多い4666人のサポーターを前に、いい所が全く無いまま試合終了。白波スタジアムは、試合終了のホイッスルと同時に溜息・一瞬の沈黙に包まれました。
これで、J2昇格圏との勝点差が12に広がり、残り3試合全勝でも逆転不可能になったため、来季のJ2昇格が無くなりました。
試合後、砂森和也キャプテンは、「自分たちの局面での甘さが結果につながってしまった。悔しい経験をしっかりと感じながらチームの力を積み上げていけるような残り3試合にしたい」と語りました。
ユナイテッドFCの次の試合は、11月20日(土)、アウェーで10位の藤枝MYFCと対戦します。
残り3試合をしっかりと勝ち切ることが来シーズンへの再スタートにつながります。