５か月ぶりのホーム白星に歓喜！　ユナイテッドＦＣ

（写真提供：鹿児島ユナイテッドＦＣ　鹿児島ー岐阜　姉妹県盟約５０周年記念で塩田知事から記念品贈呈も）

Ｊ２再昇格へ負けられない戦いが続く鹿児島ユナイテッドＦＣは、９月２５日にホームでＦＣ岐阜と対戦しました。

鹿児島県と岐阜県の「姉妹県盟約」５０周年記念となった一戦。ここまで８位につけるユナイテッドＦＣは、いつもの紺とは異なる、県木・かいこうずがデザインされた赤色のサードユニホームを着用。
５か月ぶりとなるホーム戦白星と、今シーズン初の連勝をかけて、６位のＦＣ岐阜と対戦しました。

試合が動いたのは前半４分。
センターバック藤原の縦パスからワンタッチでパスをつなぎ、最後は山本がループシュート。大卒ルーキー山本のＪ初ゴールでユナイテッドＦＣが先制します。Ｊ２昇格に向けて互いに負けられない一戦はこの後、徐々に岐阜ペースに。
後半、立て続けにシュートを浴びた場面ではゴールキーパー大西が好セーブを見せ、同点を許しません。

５か月ぶりのホーム戦勝利へ、サポーターの手拍子での応援が一段と強くなるなか、後半４３分のゴール前での最大のピンチに、最後まで球際厳しく、体を張った守備を見せたユナイテッドＦＣ。放ったシュートの倍となる１２本のシュートを浴びながらも無失点に抑え、今シーズ初の連勝を果たし、５か月ぶりのホームゲーム白星にスタジアムは歓喜に包まれました。

試合後、上野展裕監督は「選手たちが連携していい守備を見せてくれた。最後までサポーターが後押しをしてくれて、応援が選手を勝たせてくれた。ホームで勝つのは嬉しいこと」と笑顔を見せました。
また、プロ初ゴールとなった山本駿亮選手は「自分の足元にボールが来たので振り抜いただけ。ゴールの瞬間、サポーターが湧き、チームメートが寄ってくれたのが幸せだった。次の課題は追加点そこはもっと取り組んでいきたい。」とフォワードとしての活躍を誓いました。

今季初の連勝で勝点を積み上げたユナイテッドＦＣは順位を８位に上げ、Ｊ２昇格ライン２位との勝点差を、７から６に縮めました。
次の試合は１０月２日（土）、ホームで１０位のＹ．Ｓ．Ｃ．Ｃ．横浜と対戦します。