鹿児島玉龍が初優勝! ~県高校7人制ラグビー大会~
夏の全国大会出場を掛けた、高校7人制ラグビーの鹿児島県予選が、4月21・22日の2日間、鹿児島市で行われ、鹿児島玉龍が初優勝で全国への切符を掴みました。
13チームが出場した今年の大会。予選を勝ち抜いた8チームによる決勝トーナメントが22日に行われ、決勝戦では5連覇を狙う鹿児島実業と初優勝を狙う鹿児島玉龍が対戦しました。
試合が動いたのは前半1分。鹿実の山戸が相手の守備のギャップをつくと50m以上を独走しゴール下にトライ、先制に成功します。これで勢いに乗るかに思われましたが、鹿実が守備で反則を犯しシンビン、一人少ない状態となります。
すると玉龍が数的優位も活かして反撃。キャプテンの宮内が連続トライで逆転すると、前半終了間際にも2年生の山下がトライを奪い17-7、10点リードで試合を折り返します。
後半は一進一退の攻防。
5連覇を狙う鹿実が力を発揮し、試合時間残り1分半で22対21の1点差にまで詰め寄ります。そして、残り時間が15秒を切って玉龍は鹿実のスクラムでのペナルティーからクイックスタート。相手の守備が整わない隙を、キャプテンの宮内が見逃さず、相手の俊足選手を振り切りトライ。
鹿児島玉龍が27対21で初優勝、全国への切符を掴みました。
鹿児島玉龍高校が出場する7人制高校ラグビーの全国大会は、7月に長野県の菅平で行われる予定です。