出水商業が創部5年目での初優勝! 体操九州高校大会

(チームワークで勝ち取った初優勝)

体操競技の九州高校体育大会が、6月29日から7月1日までの3日間、鹿児島市で開かれ、男子団体で創部5年目の出水商業高校が、初優勝を果たしました。

今回の大会は、来年の南部九州高校総体で体操競技の会場となる鹿児島アリーナで開かれ、県内の体操クラブに通う小・中学生も運営に加わるなど、来年を見据えた取り組みも行われました。

その大会で注目が集まったのが、4人の合計得点で争われる男子団体戦で予選1位の出水商業高校体操部。得意な種目で得点を伸ばす一方で、ミスがあった場面では互いに声を掛け合うなど、チームワークの良さも光りました。特にあん馬では、ミスがあった後、3年生のエース今井達也が種目別1位の演技をみせるなど、流れを途切れさせません。

その後も、いま出来る演技を続けた出水商業。
2位と1.15点の僅差で創部5年目にして初優勝を果たしました。
県勢がこの大会で優勝したのは6年ぶりでした。

試合後、今井達也選手は
「互いに声を掛け合うことができたのが、優勝につながったと思います。苦手な種目を強化することで、先輩たちも目標にしてきたベスト8入りを達成できるように頑張りたいです。」と、高校総体への目標を話ていました。

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