「夏」の前哨戦が中止に 高校野球県選抜大会
夏の甲子園を目指す鹿児島県大会の前哨戦とも言われている「県選抜高校野球大会」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりました。
これは、5月7日に鹿児島県高等学校野球連盟が臨時常任理事会を開き、決定したもので、昭和34年に始まり、今年62回目を迎える大会で全日程が中止になったのは初めてです。
中止の理由として県高野連は、(1)新型コロナウイルスの国内感染が未だ収まらず、緊急事態宣言が延長されたこと。(2)出場校・大会関係者の移動宿泊に伴う感染リスクが依然として高く、健康・安全が保たれないこと。(3)県内加盟校は5月11日の学校再開以降も、登校日でない日の部活動及び、他校との合同練習・練習試合が出来ないため、大会に向けて十分な練習時間を確保できないこと。3点を挙げています。
なお、夏の甲子園の県代表校を決める県大会の開催について、県高野連は、5月20日の日本高野連の全国大会開催可否に向けた運営員会の検討結果や、新型コロナウイルス感染拡大の状況などを総合的に判断していく方針です。