レブナイズ ボイキン選手も帰国へ
バスケットボールB3リーグの鹿児島レブナイズは3月19日、シェルトン・ボイキン選手との契約が解除になったと発表しました。
新型コロナウイルスへの不安が渦巻く中、ボイキン選手から契約解除の申し出があり、クラブと協議を重ねた結果、双方合意に至ったとのことです。
アメリカ出身のボイキン選手はリーグ中断前の第21節まで全試合に出場。シーズン通算1000得点を超える1048得点を挙げ、平均得点ランキングはリーグ2位。スティールでもリーグ2位と、エースとしてレブナイズを支えてきました。
レブナイズからは2日前の17日にもウォッシュバーン選手がシーズン途中の帰国を選び、これで外国籍選手のいない残りシーズンとなります。
【ボイキン選手コメント】
この素晴らしいチームでプレーする機会をもらえたことにとても感謝しています。残念ながら、家庭の事情でアメリカへ戻らなければならなくなりました。シーズンが終わってしまうことは心から残念ですが、これが日本・鹿児島に来る最後ではないですし、また帰ってきたいと思っています。ファンの皆さまには心から感謝しています。皆さまのおかげでこの2年間を快適に過ごすことができました。もう一度レブナイズでプレーするチャンスをいただいて、素晴らしいファンの皆さまとまた会えることを心から楽しみにしています。ありがとうございました。
I’m very grateful for the opportunity to come to play basketball for this amazing team. Unfortunately, I have to go home to handle some family business. Now my hart is hard broken because my season is ended away but I don’t think This is not my last going around Japan especialy Kagoshima. I’ll be back. I appreciate everything fans have done for me. You made me very comfortable for two season. Hopefully if the organization gives me the chance to come back, I want to see beautiful fans again.Thank you.
これを受けて、鹿児島レブナイズの小牧正英代表はコメントを発表しました。
【小牧代表コメント】
この度、鹿児島の為に戦い、鹿児島を愛してくれた二人が、チームを離れることとなりました。新型コロナウイルスの流行により、母国に暮らす家族の事を思っての決断でした。プロバスケットボールプレイヤーとしての判断、一人の男としての判断という、非常に難しい選択の中で本人が下した決断をチームとしても尊重し、帰国という選択に合意させていただきました。
普段は愛くるしい笑顔を振りまきながらも、コート上では「熱強」を体現してくれたクリス、二年目となる鹿児島で、少しずつ覚えた日本語でチームメイトを盛り上げ、コート上ではポイントゲッターとして活躍してくれたブラック。二人の居ないチームが寂しくなるのは事実です。
しかし、この苦境を乗り越えた先に、またコートで躍動する二人を見る事が出来ると信じて、今回はブースターの皆さんと一緒に送り出したいと思います。今回の判断が正しいものとなるよう、チームは引き続き戦ってまいりますので、変わらぬご声援いただきますようお願いいたします。