国分中央がマイルリレーで21年ぶりに大会記録更新 県高校総体・陸上
今年夏に鹿児島を中心に南九州4県で開催される「全国高校総体・インターハイ」出場をかけて熱戦が続く県高校総体。5月29日に開幕した陸上競技は、全国大会につながる「南九州大会」の出場権を争っています。
大会最終日となった6月1日は、13競技で決勝が行われました。
女子3000mでは、2日目の1500mで大会新記録を出した神村学園の留学生・バイレ シンシア選手が圧巻の走りを見せます。自身が苦手とするスタートで大きく出遅れましたが、1周目終了時点では先頭に立ち、そのまま2位グループとの差を広げていきます。蒸し暑さを感じる中でしたが、1000mで3分を切るペースでラップを重ね、8分52秒20の大会新記録で優勝しました。
一方、各校の応援が一段と大きくなる、4×400mリレー=マイルリレーでは、国分中央高校が一走の川越が先頭でバトンを渡すと、怪我を押しての出場となった矢野、2年生の白木、そして400mで大会新記録を出していた佐藤が一度もトップを譲ることなく3分15秒29で優勝。1998年に鹿児島南高校チームが出した大会記録を21年ぶりに塗り替えました。
県高校総体・陸上は、各種目6位までに入った選手ら(一部種目は4位まで)が、インターハイ出場を掛けて、6月13日からの4日間、鹿児島で開催される南九州大会に出場します。