得点を奪えずに3連敗 鹿児島ユナイテッドFC

サッカーJ2の鹿児島ユナイテッドFCは、6月2日にアウェーでここまで2位につけるモンテディオ山形と対戦しました。

敵地・山形に乗り込んだ鹿児島ユナイテッドFC。J1昇格を狙う山形に対して、金鍾成監督は、練習で調子が良かった選手を中心にメンバーを組み、DFの冨成慎司選手が1年ぶりにピッチに立ちます。また今回も、本来の「フォワード」を置かない布陣で試合に挑みます。

試合は立ち上がりから動きます。前半6分、相手にフリーキックを与えるとワンチャンスを確実に生かされ、開始早々から1点を失う苦しい展開となります。その後、危ない場面をしのぐと、徐々に山形陣内で持ち味の早いパス回しができるようになったユナイテッドFC。何度もゴールに迫り、流れをつかみかけて試合を折り返します。
後半に入り、反撃に転じたいユナイテッドFCでしたが、上位を争う山形の強力な攻撃陣に守る時間が続きます。その後、ニウドらを投入し終盤に猛攻を仕掛けますが、それでもゴールネットを揺らせず。結局、0対1で敗れ3連敗となりました。

チャンスを作りながらも、なかなか得点に結びつかない状況に金監督は「試合内容自体は悪くない中で結果が出ないということはしっかりと受け止めて、最後に得点に結び付けていくことが大事だと改めて感じる試合でした。」と試合後にコメントを残しました。

今節の結果、ユナイテッドFCは勝点14でJ3降格圏内の21位に逆戻り。
次の試合は6月9日、ホーム鴨池に11位の東京ヴェルディを迎えます。

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