神村学園が3連覇 県高校総体・サッカー
今年夏に鹿児島を中心に南九州4県で開催される「全国高校総体・インターハイ」出場をかけて熱戦が続く県高校総体。5月25日に男子サッカーは決勝戦が行われ、神村学園と出水中央が対戦しました。
今月オープンした南さつま市の「OSAKO YUYA stadium」が舞台となった決勝戦。
3年連続の優勝を目指す神村学園と、初優勝を狙う出水中央が対戦しました。
立ち上がりから、互いに積極的に攻撃を仕掛け主導権を奪い合います。試合が動いたのは前半26分。神村は濱屋が倒され、ペナルティキックのチャンスを得ると落ち着いて決め、神村学園が先制します。
追いつきたい出水中央は後半立ち上がりから反撃を仕掛けますが、相手ゴールキーパーの好守に阻まれるなどし、ゴールを奪えません。すると神村がペースをにぎり始め、後半7分に永吉のミドルシュートで追加点を奪いリードを広げます。終了間際にもさらに1点を追加した神村学園は3対0で3年連続・6度目の優勝を果たしました。
試合後、神村3年の軸丸広大キャプテンは「前半ひとりひとりが動きを判断できてなかった。全国大会では神村らしく「10点」をとりにいく攻撃的なサッカーで日本一をとりたいです」と力強く抱負を語りました。
優勝した神村学園は、7月に沖縄で開幕する全国大会に出場します。
なお、この日は女子の決勝戦も行われ、延長戦を制した神村学園が9連覇を達成。
6月に佐賀県で行われる全国大会出場をかけた九州大会への出場権をつかみました。
【大会結果】 ※最終日のみ
<男子>
決勝 : 神村学園 3-0 出水中央
3位決定戦 : れいめい 2 (4 PK 3) 2 鹿児島情報
<女子>
決勝 : 神村学園 1-0 鳳凰 ※延長前半の得点
3位決定戦 : 鹿児島女子 7-0 鹿屋女子