開幕戦以来の白星で今季2勝目! 鹿児島ユナイテッドFC

サッカーJ2の鹿児島ユナイテッドFCは、4月21日に、ホームでここまで6位と好調のFC琉球に勝利し、開幕戦以来の白星をつかみました。

ともに、今シーズンからJ2に昇格したチームの対戦。
7試合連続無得点のユナイテッドFCは、前半立ち上がりからボールを動かし、酒本らが中央で攻撃を仕掛け相手ゴールに迫りますが、なかなかゴールネットを揺らせません。一方で、厚みのある攻撃を見せる琉球に対して落ち着いた守備を見せ、両チーム無得点で試合を折り返します。

後半も、立ち上がりから積極的な攻撃を仕掛けたユナイテッドFC。何度もゴール前にボールを入れ、チャンスを作りますが、得点を奪えずにいるとスタジアム内はため息の渦に。
しかし、後半アディショナルタイム。途中出場の薗田の縦への突破から、こぼれ球を萱沼がキープし、右サイドをロングスプリントしてきたフリーの五領にパス。ペナルティーエリア内に入りディフェンダーをかわした五領が左足を振り抜き、チームとして8試合ぶりの得点を奪います。
この得点が決勝点となり、ユナイテッドFCが今シーズン10試合目で開幕戦以来の白星、今シーズン2勝目をつかみました。

試合後の会見で金鍾成監督は「最後まで走って、体を張って守備をして、やっとやっとの思いで勝点3を取れた試合でした。」と、9試合ぶりの白星をかみ締めました。
また、怪我から復帰し、およそ11ヶ月ぶりの得点となった五領淳樹選手は「勝っても最下位なので、この1勝で満足してはいけないですし、しているメンバーもいなかったですし、これから1試合1試合勝点を積み上げて、上に行ければ良いと思う。」と、すでに次を見据えていました。

鹿児島ユナイテッドFC、次の試合は4月27日(土)。
アウェー長崎で現在10位、1年でのJ1復帰を目指すV・ファーレン長崎と対戦します。

関連記事一覧