悔しい連敗 ユナイテッドFC
今シーズンから戦いの舞台をJ2に移した鹿児島ユナイテッドFCは、3月9日に鹿児島市で、ホーム連勝を掛けて、ヴァンフォーレ甲府と対戦しました。
うす曇りで冷たい風が吹くなか、J1復帰を目指すヴァンフォーレ甲府(去年9位)をホームに迎えたユナイテッドFC。
前半は、ユナイテッドFCがボールをキープし、甲府ゴールに迫りますが決定機を作れません。逆に、1トップに外国人選手を置き、守備から速攻の形を徹底する甲府。その攻撃を、この日先発出場の平出や堤がしっかりと押さえ、両チーム無得点で試合を折り返します。
後半立ち上がり、甲府が攻勢に出ると7分。セットプレーからのこぼれ球を甲府の小椋に押し込まれ、先制を許してしまいます。追いかけるユナイテッドFCは、後半の中盤以降、何度もサイドから攻撃を仕掛けゴールを狙いますが、引いて守る相手を崩しきれずに無得点。
結局0対1で敗れ、前節のアウェー戦に続き連敗となりました。
試合後、金鍾成監督は「得点チャンスらしいシーンは全く無かった。現状のチームの力が表現された試合になったと思う。厳しいところにボールを入れて攻撃の形を作れるように、トレーニングからやっていきたい。」と次を見据えました。
また中原秀人キャプテンは「悔しいです。連敗にはなったがチームの雰囲気は落ちていないし、ポジティブに練習も出来ていると思う。ゴール前の精度やどう崩して行くのかなどは、シーズンを通して作って行きたい。」と、これからへの思いを語りました。
鹿児島ユナイテッドFCの次の試合は、3月17日。
アウェーで、連敗ストップを掛けてFC岐阜と対戦します。