大量4点で3試合ぶりの白星! ユナイテッドFC

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、7月19日にアウェーでガンバ大阪U23と対戦。
ユナイテッドらしい攻撃の形も出て、今季最多の4点を奪い快勝、3試合ぶりの白星をつかみました。

今シーズン序盤戦の山、過密日程の9日間で3試合の最終戦。鹿児島ユナイテッドFCはここ2試合、1敗1分と白星がない中、アウェーでガンバ大阪U23と対戦しました。
守備陣は、前節で退場となった青山とけがの水本に代わり、今季初先発の平出と藤原がセンターバックを務める新しい形で、チームの総合力が試される試合にもなりました。

ユナイテッドFCは立ち上がりから果敢に攻めます。
前半6分、右サイドの五領からのクロスボールを受けゴールライン際で粘った牛之浜が戻したボールを中原が落ち着いて決め、早い段階でユナイテッドFCが先制します。更に前半39分のコーナーキックのチャンスでは、田辺からのボールを、今シーズン初出場の平出が高さを活かしてヘディングで合わせ追加点。平出にとって2018年の移籍後初ゴールで、2点をリードして試合を折り返します。

後半も攻撃の手を緩めないユナイテッドFC。
得意のサイド攻撃を見せると、牛之浜のピンポントクロスに馬場がダイレクトボレーでネットを揺らし3点目。リードをさらに広げたユナイテッドFCが試合の流れをつかみます。
試合終盤には相手のカウンター攻撃で失点しますが、すぐに途中出場の三宅が切れのあるフェイントでゴールをこじ開けJリーグ初ゴール。アディショナルタイムにPKで失点し試合の終わらせ方には課題が残りましたが、4対2で勝利し、9日間で3試合の苦しい最終戦を白星で飾りました。

試合後、金鍾成監督は「J3優勝という目標には勝点が全然足りないのでしっかり積み上げたい。修正点も多いので、勝点を優先させながら、内容にもこだわりたい。」と今後の目標を話しました。

また選手たちは、4点中3点が相手を崩しての得点だったことに手ごたえを感じていました。
馬場賢治選手は「チームで取り組んでいるディフェンスラインからのボール回しやボールスピードなど意識したところが前半は良く出来ていてチームの成長を感じた。」と試合を振り返りました。
また今季初登録・初出場となった平出涼選手は「J3優勝という目標の達成のためには、いいサッカーをして勝点3を獲れるように1週間準備をしていきたい。」と次戦への思いを語りました。

順位を10位に上げた鹿児島ユナイテッドFCは、7月25日(土)の午後6時からアウェーで14位につけるセレッソ大阪U23と対戦します。

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