痛恨の連敗 首位との勝点差「7」に広がる 鹿児島ユナイテッドFC


シーズンの折り返しを迎えた明治安田生命J3リーグ。
ここまで3位につける鹿児島ユナイテッドFCは7月23日に、ホームで首位の愛媛と対戦。痛恨の逆転負けを喫しました。

前節はアウェー戦で敗れ、順位を3位に落としたユナイテッドFC。リーグ前半最終戦の相手は、勝点差「4」の首位・愛媛。ホームで上位対決に臨みました。

試合は、ユナイテッドFCが立ち上がりから攻勢に。すると前半8分、右サイド渡邉からのクロスに合わせた福田の今季3ゴール目で幸先よく先制します。追加点を奪えないでいると前半28分、ペナルティーエリア内でファウルを取られPKに。このPKを決められ、同点で試合を折り返します。

勝ち越しを狙い果敢にゴールに迫ったユナイテッドFCでしたが後半19分、一瞬の隙からゴールを奪われ逆転を許します。連敗だけは避けたいなか、後半43分には、約3カ月ぶりに復帰した薩川のクロスに鈴木がドンピシャのヘディングも、相手GKがセーブ。

最後まで2点目が遠かったユナイテッドFC。逆転負けで今季初の連敗、首位との勝点差が「7」に広がりました。

試合後会見に臨んだ大嶽監督は「一瞬の隙だったり、一瞬の所で差が出てしまった」と語り、前半戦を振り返っては「負けが少し多いと感じる。後半戦では敗戦をできるだけなくすよう努力していく」と答えました。
また、約3か月ぶりに戻ってきた左SBの薩川選手は「最後を決め切るところは、正直、個人個人の練習でやっていくしかない。次も上位対決なので、きょうでた課題に前向きに取り組み試合に臨みたい」と話しました。

ユナイテッドFCは、前半戦が終わって9勝4分6敗の勝点「31」で3位。
首位・愛媛との勝点差は「7」(=2試合分以上)に広がりました。
後半戦スタートも大事な一戦。7月29日(土)に、2位の富山とホームで対戦します。

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