鹿実が前哨戦で優勝!県選抜高校野球大会

(“優勝”がチームに与える力を感じた試合)

「夏の大会」の前哨戦とも言われる、県選抜高校野球大会の決勝戦が6月4日に県立鴨池野球場で行われました。

試合が動いたのは1回ウラ。
川内は、先頭バッターの祝迫がレフト前ヒットで出塁したあと、送りバントで1アウト3塁として3番・福永のライト前タイムリーヒットで先制。さらに連打で続き、2点のリードを奪います。

追いかける鹿実は、3回表。2アウト3・2塁の場面で5番・益満がライトオーバーのタイムリーツーベースを放ち同点。その後、相手の送球エラーの間に逆転に成功し、試合の流れを渡しません。

このあと中盤の攻防で確実に中押しに成功した鹿児島実業が9対2で勝利し、2年ぶり12回目の優勝を果たしました。

試合後、鹿児島実業の西畑光瑛キャプテンは、「去年秋に新チームになってから “優勝” が無かったので、夏前に優勝を勝ち取れて良かったです。最後(夏)に優勝しないと意味が無いので、そこに向けてひとりひとりがプレーを見直して、最後の夏を全員で取りにいきたいです。」と、自信をつけた表情で話しました。

また、敗れた川内高校の大山翔キャプテンは、「フォアボールが目立ったのが、試合の差につながった。夏も一戦一戦苦しい戦いになると思うが、一戦必勝で頑張りたい」と、決意を新たにしていました。

夏の甲子園をかけた県大会は、7月7日(土)に開幕します。

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