鹿実が「夏の菅平」へ! 高校7人制ラグビー

(基本的なスキルと走力、スペースを探す力は15人制にもつながる)

全国高校7人制ラグビー大会の鹿児島県予選が4月23日と24日の二日間、鹿児島市の県立サッカー・ラグビー場で行われ、合同チームを含む10チーム15校が参加しました。

大会初日の予選リンク(23日)を勝ち抜いた7チームによるトーナメント(24日)の決勝には鹿児島玉龍と鹿児島実業が勝ち上がりました。
午前中の強い雨はあがったもののスリッピーなグラウンドコンディションの中での決勝戦は、前半3分に玉龍が攻撃で数的有利な状況を作り出し、トライに成功。このあと一進一退の攻防が続くと両チーム1トライずつを奪い10対5、玉龍が1トライリードして試合を折り返します。

(スクラムからのサインプレーも決まった!)

両チームともにこの日の「3試合目」となった決勝戦。早い段階から足をつる選手も出るなか、後半も走り切ったのは鹿実でした。後半3分に相手ディフェンスのギャップを突き中央突破でゴール下にトライするとコンバージョンキックも初めて決まり逆転に成功。その2分後、3分後に立て続けにトライを奪った鹿実が24対10で優勝。2年連続6回目の全国大会への切符をつかみました。

試合後、鹿実の横溝優真キャプテンは「15人制の新人戦で敗れてチームの雰囲気がとても悪くなっていたが、冬から春にかけての練習試合などで少しづつ自信を取り戻して来ていた。その中で、この大会で優勝できたことは自信になります。去年の先輩たちのように個の力は無いが、今年は『チームで1つ』になって勝つことを目指している。少しづつ強くなっているのを感じられる大会でした。」と笑顔で話しました。

(優勝した鹿実のメンバー 横溝キャプテンが雨が降るなか駆け付けた保護者や関係者に優勝を報告)

鹿実が鹿児島県代表として出場する全国大会は、7月16日から18日にかけて長野県の菅平で開催される予定です。

☆県大会の結果はこちらから 220424 第9回全国高校7人制ラグビー大会 鹿児島県予選大会結果

 

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