一山麻緒選手が日本人トップ! 東京マラソン

(女子全体の6位 日本人優勝を果たした一山選手)

3月4日に行われた東京マラソンで、出水市出身の一山麻緒選手(ワコール所属)が日本人トップに輝きました。

夏の「世界陸上」の代表権もかかった今年の東京マラソン。
一山麻緒選手は前半は集団につけ2時間9分12秒の日本記録更新ペースの走りを見せます。中盤以降、集団が絞られていくと、去年の東京オリンピックでマラソン8位の一山選手と、女子1万メートル代表の新谷仁美選手の一騎打ちに。

(中盤以降、最後まで一騎打ちが続いた 後:新谷選手)

そして40キロ過ぎ、一山選手が仕掛けて新谷選手との差を少しづつ広げると、マラソン初挑戦だった3年前の東京マラソンで自身が記録した「女子最高タイム」を上回る2時間21分02秒で日本人選手トップの6位に入りました。

レース後の会見で一山麻緒選手は
「世界陸上の代表を勝ち取りたいという思いがあったので、苦しかった最後はそれを思いながら体を動かしていました。前を走っていた海外選手の姿すら見えなかったので、もっと早いラップで押していける力をつけないといけなし、一番後半にペースを上げられる力が必要だと思った。」と、すでに次を見据えていました。

一山選手は、今年7月にアメリカで行われる「世界陸上」のマラソン日本代表の座を、ほぼ確実にしています。

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