かごしま国体・大会は「延期」 開催時期は未定のまま

(東京で行われた会見 6月19日夕方)

今年秋に予定されていた「かごしま国体」と「全国障害者スポーツ大会(=かごしま大会)」について鹿児島県を含む主催者4者が、新型コロナウイルスの影響で今年秋に開催せず「延期」することを発表しました。具体的な開催時期については、引き続き調整・検討するということです。

東京で6月19日に行われた会見には、鹿児島からウェブで参加した三反園知事のほか、日本スポーツ協会・スポーツ庁・日本障がい者スポーツ協会のそれぞれの代表者、4者が参加しました。
かごしま国体と全国障害者スポーツ大会については、新型コロナの影響で予選を開催できていない競技が多いことや、選手・関係者だけでも約3万人が移動することで感染拡大が懸念されることから、今年秋の開催は「困難」との認識で4者が一致していました。さらに6月11日には三反園知事が『年内の開催は難しい』という見解を示していました。

その後も開催の可否について検討を続けた結果、新型コロナに伴う感染拡大のリスクや課題が払拭できないことから、今年秋には開催せず、延期することで4者が合意したということです。

なお、具体的な「延期日程」については、可能な限り早期の結論を得るべく、鹿児島の後に開催予定の三重・栃木・佐賀・滋賀の4県の要望も踏まえつつ検討していくということで、「何年に延期」というような具体的な予定は示されませんでした。

予定通りなら75回目を迎えたはずの国体の歴史の中で延期は史上初めてで、全国障害者スポーツ大会は去年の台風での中止に続き、2年連続で秋の開催が無くなりました。

県が2011年度以降、約153億円の予算をかけて準備を進めて来た大会だけに、今後の調整の行方が注目されます。

(会見後に質問に答える三反園知事)

会見後、三反園知事は記者団の質問に対し「どれくらい延期するかについては、可及的速やかに4者で協力しながら調整することになった。延期が決まったという事が大きく一つ前進したと思っている。何年後になるのかというところは、いま交渉している。日本スポーツ協会の伊藤会長が話した4県(後催の三重・栃木・佐賀・滋賀)と協議する。できるだけ早く、鹿児島で開催できるように努力する。」と今後に向けての見解を示しました。

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