上原美幸選手(陸上・長距離)が鹿児島から「新たな一歩」
鹿児島市出身でリオデジャネイロ五輪にも出場した陸上・長距離の上原美幸選手が鹿児島銀行陸上部に移籍し、新しい一歩を踏み出します。
7月26日に鹿児島銀行本店に入行あいさつのために姿を見せた、陸上・長距離の上原美幸選手(25)。
鹿児島市出身で鹿児島女子高校時代に実力を伸ばし、高校卒業後に実業団・第一生命に入部。2016年、前回大会のリオ五輪では女子5000mに出場し、日本勢として20年ぶりに決勝進出を果たすなど、活躍を見せました。また、おととし秋には実業団の女子駅伝で快走を見せましたが、その後、故障や体調不良が重なりました。
そして、レースから1年7か月遠ざかった6月末で第一生命を退部。
新たなスタートの地に、地元「鹿児島」を選びました。
鹿銀陸上部には鹿女子時代の後輩もいて、新しい環境にもすぐに慣れたといいます。
上原選手は「鹿児島女子の後輩の倉岡とか小原とか、一緒にレースに出たことがある池満さんとか、チームのメンバーが温かく迎えてくれてほっとしました。自分が、いま走れていない「つらい」ときに、サポートして頂いているので、秋にある駅伝で…まだ本調子ではないんですが、チームに少しでも貢献できるようにと考えて練習しています。」と話します。
もう一度、レースの舞台へ…。
「地元に帰ってくると、やっぱり走るの楽しいなというのと地元の空気を一杯吸えて、元気いっぱい走れて嬉しいです。感謝の気持ちを、これから結果で恩返しできるように頑張りたいです。新しいスタートを鹿児島で切れるのは心強いですし、薩摩おごじょとして頑張りたいという思いです。」
上原選手が、地元・鹿児島から新なた一歩を踏み出します。