アジア大会・陸上で県勢が入賞! 女子5000m

(終盤粘りの走りを見せた山ノ内(左)と鍋島(右))

インドネシアで開かれているアジアのスポーツの祭典「アジア大会」。
8月28日には陸上競技・女子5000mで県勢の2人が粘り強い走りを見せ、入賞しました。

女子5000mには、鹿屋体育大学出身の鍋島莉奈選手(日本郵政グループ)と、初代表となる霧島市を拠点に活動する京セラの山ノ内みなみ選手が出場。
序盤は、スローペースのレース展開のなか、積極的に前を伺った鍋島と山ノ内。中盤にかけてのペースアップに遅れてしまいましたが、終盤は粘りの走りを見せ順位を上げると、鍋島が15分40秒37で4位、山ノ内が15分52秒48で6位と、ともに入賞を果たしました。

レース後、鍋島莉奈選手(鹿屋体大卒・日本郵政グループ)は、
「メダルを狙いに来たのですごく悔しいレースだった。後半は日本選手権の優勝者として恥じない走りをしようと思ったが、まだまだ力が及ばないところがあった。来年に向けては日本記録など、タイムにもこだわっていきたいです。」と話しました。

また山ノ内みなみ選手(京セラ)は、
「急にペースアップしたところで力の差を感じた。今回はチャレンジャーだったが、そこは“脱皮”出来たと思う。これからは、今日のレースよりも良い走りをしていかないといけないと思うので、これで(世界の舞台の)スタートラインに立ったと言ってもらいたい。」と、新たな一歩を誓いました。

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