レブナイズ 優勝候補を苦しめるも連敗スタート

バスケットボールB3リーグが10月1日に開幕。鹿児島レブナイズは2日と3日、ホーム県体育館に新規参入の長崎ヴェルカを迎えて開幕戦を戦いました。

昨季11チーム中9位と低迷したレブナイズですが、新オーナー下で大幅補強に成功。一方長崎は、新規参入ながら豊富な資金力で上位リーグ経験者をそろえ、一気に優勝候補と目されています。

2日の第1戦。序盤からファウルに苦しんだレブナイズはリードを広げられますが、クルニッチ新ヘッドコーチが掲げるハードなディフェンスが徐々に機能しだすと、新外国籍選手ゲインズJrが躍動して一気に同点。1Q終了間際、濱田のブザービーター3ポイントも飛び出し、前半は38-34とレブナイズがリードして折り返します。

しかし川上、松崎、鮫島が次々に負傷退場となってしまったレブナイズ。3Q終了までは食らいつきましたが、相手の強力インサイド陣をいかした速攻を止められず、4Qに一気にリードを許すと、70-90で悔しい敗戦。長崎にB3リーグ初勝利を献上しました。

(豪快なダンクで会場を沸かせる#23ゲインズJr)

翌3日の第2戦は、序盤レブナイズのハードディフェンスと速攻がさえわたり、開始3分で10-2とリードします。しかし長崎はタイムアウト明けから3ポイントシュートを連発。精度の高いシュートが次々に決まり、前半30-49と長崎が19点リードします。

シュートの半分は3ポイントという本来の姿を取り戻した長崎は、後半もインサイド、アウトサイドバランス良く得点。レブナイズもカニンガム、ビショップらのシュートで追いすがりますが差を縮められず、結局68-91で開幕連敗スタートとなりました。

(GAME2 ガードとして引っ張った#15濱田)

クルニッチHC『自分たちのオフェンスが崩れてしまい、うまくシュートに持ち運べなかったシチュエーションが多かった。ディフェンスでは初戦できていたはずの相手のアウトサイドシュートに対してのコントロールができず、多くの3Pシュートを決められてしまった。ターンオーバーを減らしていくと同時に、強い相手にも自分たちのバスケットがどれだけできるかがカギになってくる』

レブナイズの次節はアウェーゲーム。実業団の豊田合成と愛知県で対戦します。

【GAME1 10月2日】

★鹿児島 19 19 26  6 | 70

☆長崎  16 18 32 24 | 90

#23 ゲインズJr:19得点・10リバウンド

#22 ビショップ:14得点

#15 濱田:11得点・5アシスト

【GAME2 10月3日】

★鹿児島 16 14 19 19 | 68

☆長崎  24 25 24 18 | 91

#7 カニンガム:16得点

#22 ビショップ:15得点

#23 ゲインズJr:13得点・13リバウンド

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