「最後まで諦めない姿を」 ユナイテッドFC上野新監督

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCが7月6日にオンライン会見を開き、4日に就任が発表された上野展裕(のぶひろ)新監督が決意を述べました。

「全員攻撃・全員守備で、全員が一丸となって戦うサッカーをお見せしたいと思っています。何より最後まで諦めない姿をお見せすることによって、サポーターの皆さんに何かを感じて頂ければと思っています。」
「特にプレーでは、炎のようなプレスも、海のように落ち着いた賢い守備も大事です。それと同時に、金色…皆さんがみたいと思っている攻撃の連携をお見せしたいと思っています。」

こう初心を語った上野新監督は滋賀県出身の55歳。
現在J2のレノファ山口FCを、JFLからわずか2年でJ2まで導いた実績があります。

急な退任となったアーサー・パパス監督の後を引き継ぐ形での就任で、7月4日からチームに合流。
最初に選手たちに
「もっと出来るよ、我々はこんなにできるんだというところを世に見せていきたい。」と声を掛けたということです。

チーム強化を担当する登尾顕徳ゼネラルマネージャーは、上野新監督に就任を依頼した理由について「上野監督の指導のストロングポイントである攻撃力を、いまの戦術を継続しながら上積みしていきたい。勝敗を分ける「得点」というところが欲しい部分で、向上させていきたい部分だった。」と述べました。

上野新監督は、7月10日(土)に、夏季中断期間前最後の試合、ホームでの富山戦で初めて指揮をとります。
この試合に向けて上野新監督は「何がなんでも勝ちたいです。勝負にこだわって勝ちたいと思います。」と力強く語りました。

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