レブナイズ 鮫島俊秀ヘッドコーチ解任へ 鮫島和人選手がヘッドコーチ兼任
バスケットボールB3リーグで11チーム中最下位に沈む鹿児島レブナイズは14日、成績不振により鮫島俊秀ヘッドコーチを18日の金沢戦をもって解任すると発表しました。また合わせて小牧正英代表取締役兼GMのGM職解任も決まりました。
後任のヘッドコーチには、29日のアウェー金沢戦から鮫島氏の次男でもある鮫島和人選手が兼任します。さらに林亮太選手がアシスタントコーチを兼任することも発表されました。
鮫島俊秀ヘッドコーチは2008-09シーズン、前身のレノヴァ鹿児島の初代ヘッドコーチに就任して、2011-12シーズンにはJBL2(当時)のプレーオフに導きました。以来、今シーズンで通算8季目のヘッドコーチです。
今シーズンは開幕から6連敗と苦しいスタートを切ると、その後3勝しましたが、現在13連敗で最下位に沈んでいます。
(鮫島俊秀ヘッドコーチ)『懸命に頑張ってくれる選手、そしていつもレブナイズを応援してくださる皆さんに勝利をお届けすることができず本当に申し訳ありませんでした。B2への道筋をつけて「繋ぐこと」。そのミッションも未だにカタチを残せないままなのはひとえに私の力不足です。ただ、今は「繋ぐこと」を遥かに超えて「新しく生まれ変わる鹿児島レブナイズの未来」に心の底からワクワクしています。』
なお鮫島俊秀氏は今後フロントスタッフの一員となり、スカウトや育成を担当するとのことです。
選手兼任ヘッドコーチとなる鮫島和人選手は鹿児島工業高校出身の28歳。2015-16シーズンに前身のレノヴァ鹿児島でプロキャリアをスタート。B2青森を経て2019-20シーズンからレブナイズに復帰し、オフコートキャプテンを務めてきました。
(ヘッドコーチに就任する鮫島和人選手)『新オーナー、新社長と何度も話し合いを重ね、またチームメイトにも相談しながら、考えに考え抜いて引き受けさせていただきました。やると決めたからにはより一層鹿児島を背負って行く覚悟があります。今週末の2連戦は勝ちたいというこれまで以上に強い思いがあります。この節だけは勝たないと一生後悔する、そんな試合です。共に戦ってください。』
レブナイズは次節17日と18日に鹿児島市の西原商会アリーナで9位金沢武士団と対戦しますが、チケットはすでに完売しています。