レブナイズ アリ選手ラストゲーム飾れず
バスケットボールB3リーグの鹿児島レブナイズは3月13日と14日に県体育館でホームゲームを戦いました。
新型コロナウイルスの影響で外国籍選手が1人合流できていないレブナイズの序盤戦を救ったのが、福岡第一高校在学中でありながら加入した高校3年生のキエキエ・トピー・アリ選手。春から日本経済大(福岡)に進学するということで、これがラストゲームでした。
9位のレブナイズと4位の東京エクセレンスの対戦。
レブナイズは主力のディクソンと藤田をケガで欠く苦しい状態ながら、13日の第1戦は前半に一人ひとりが激しいディフェンスを徹底。濱田の積極的な得点もあり、前半35-37と互角の展開で折り返します。
しかし後半は225cmのデグアラをはじめとする相手の高さと確実性の前に力尽き、68-91で敗れました。
翌14日の第2戦は、前日のケガで松崎キャプテンが出場できないという非常事態。奮起したのがラストゲームのキエキエ。第1クォーターに9得点と活躍を見せ、強豪相手に食らいつきます。
しかしこの日も相手の高さを抑え込むことができず、終盤にかけてじわりじわりと差を広げられ77-99で連敗となりました。
(鮫島俊秀ヘッドコーチ)『前日より遥かにチームとしては良かったが敗因は明白。シュート成功率の差。リバウンドの差が遥かに違う中で、シュートを入れてれば勝負にはなったと思う。負けて満足はしていないが、前日とは違う面の良さがあった。しかしなんとしてでも勝星を掴みたい。』
14日の試合後、チームを離れるキエキエ選手のセレモニーが開かれました。
(キエキエ・トピー・アリ)『ラストゲームだったので、一生懸命チームのために頑張りたいと思って臨んだ。負けてしまったけど全力で戦うことができてとても楽しかった。この経験を大学で生かしていきたい。そして将来プロになりたいと思っているので、また鹿児島のブースターの前で試合がしたい。チームメイトにはとても感謝している。3か月間たくさんの応援ありがとうございました。』
連敗が今季最長の7となり、順位も10位に転落したレブナイズの次節はアウェーゲーム。5位アイシンAWと対戦します。
【GAME1 3月13日】
●鹿児島 11 24 12 21 | 68
○東京EX 15 22 24 30 | 91
#15 濱田:19得点
#35 ディオップ:16得点・11リバウンド
【GAME2 3月14日】
●鹿児島 15 19 20 23 | 77
○東京EX 24 17 24 34 | 99
#35 ディオップ:20得点・10リバウンド
#33 キエキエ:15得点
#77 川上:14得点
#15 濱田:10得点
≪B3リーグ 2020-21シーズン 順位表≫(3月14日現在)
1 東京EX 11勝3敗
2 岩手 12勝4敗
3 豊田合成 12勝4敗
4 岡山 13勝5敗
5 アイシンAW 11勝5敗
6 静岡 10勝6敗
7 岐阜 8勝10敗
8 金沢 5勝11敗
9 八王子 3勝9敗
10 鹿児島 3勝15敗
11 埼玉 0勝16敗