玉龍と鹿児島工業の決勝戦に 県高校総体・ラグビー

県高校総体ラグビーは、九州大会出場をかけ、6月3日にさつま町で準決勝2試合が行われました。

第1試合は、新人戦で優勝し、今季2冠目を狙う鹿児島玉龍とラ・サールが対戦。
立ち上がりから攻め込む玉龍は、前半8分にキャプテン・四元のトライで先制。その後もトライを重ねる玉龍に対し、ラ・サールも前半終了間際に1トライを返します。
後半に入っても粘り強く守るラ・サールに対し、攻撃力で上回ったのは玉龍。トライを重ね52対7で勝利し、玉龍が九州大会出場と決勝進出を決めました。

第2試合は去年冬の全国大会県予選決勝と同じカード、鹿児島工業と鹿児島実業の対戦となりました。
両チーム譲らない展開が続くなか、初めてのトライが生まれたのは前半26分。鹿工がマイボールラインアウトからモールを組み、そのままトライ。強みを活かした鹿工が先制のトライを奪うと、前半終了間際にも1トライを奪い10対0として試合を折り返します。
迎えた後半立ち上がり、一進一退の戦いとなる中、ゴールラインを挟んだ力と力の攻防。今度は、鹿実フォワードが押し切りトライ。キックも決め、3点差に詰め寄ります。次のトライが試合の流れを左右する展開となるなかで主導権をつかんだのは、鹿工でした。フォワードとバックスが一体となった攻撃で、トライを獲りきると鹿実を突き放し、32対12で勝利。去年の雪辱を果たし、鹿児島工業が決勝進出と九州大会出場を決めました。

両校が出場する九州大会は、6月21日から沖縄県で行われます。
(※ラグビーの高校総体は九州大会まで)

なお、県高校総体ラグビーは6月7日に鹿児島市で、3位決定戦と決勝戦が行われます。

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