100年目の夏…鹿実は初戦敗退 夏の甲子園
阪神甲子園球場で開かれている「第100回全国高校野球選手権」。
県代表の鹿児島実業は、8月8日の1回戦で、秋田代表の金足農業と対戦しました。
3年ぶり19回目の夏の甲子園出場となった鹿児島実業。
野球部創部から100年の節目の年に、100回目の記念大会の初戦に臨みました。
試合が動いたのは3回ウラ。
鹿実は1アウト2塁のピンチで、金足農業の1番・菅原に右中間をやぶる3ベースヒットを許し、先制されます。すると、更にスクイズを決められるなど、この回だけで3点を許します。
追いつきたい鹿実は、毎回のように得点圏にランナーを進めますが、最速150キロの相手右腕・金足農業・エース吉田の前にあと一本が出ません。
しかし8回表。鹿実は、先頭の4番・西がヒットで出塁すると、送りバントで1アウト2塁とし、打席には宮下監督がキーマンに挙げた6番・原口。
その原口がセンター前に運び、1点を返します。
しかし、直後の8回ウラ。金足農業に2点を追加された鹿実。
結局5対1で敗れ、100回目の夏、初戦突破はなりませんでした。