無敗記録は12でストップ ユナイテッドFC

(赤尾キャプテンが2ヶ月ぶりにピッチへ)

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、7月22日にホームで下位のザスパクサツ群馬と対戦。
0対2で敗れ、無敗記録を「13」に伸ばせませんでした。

ここまで12試合負け無しで2位につけるも、引き分けが続き、勝ち星が遠いユナイテッドFC。
この日は、今年5月から出場機会が遠のいていた、チームキャプテンの赤尾公を攻撃の起点として先発に起用しました。

前半は、下位のザスパクサツ群馬に押し込まれる時間帯が多く、リズムが作れません。赤尾が、状況を変えようと「持ち味」の長短織り交ぜたパスで攻撃を組み立てるも、決定機を迎えられないでいると、前半アディショナルタイムにクロスボールからのヘディングシュートで先制点を許してしまいます。

追いかけるユナイテッドFCは、後半立ち上がり、サイド攻撃からFWの萱沼がゴールを狙いますが、得点ならず。これが、この日チーム唯一のシュート。
ユナイテッドFCは追加点も奪われて、完全に相手に押さえ込まれ、0対2で敗れました。

試合後、三浦泰年監督は「考え直します。もう一度、しっかり考えて、真剣に誠実に次の試合に臨んで行きたい。」と、これまでにない厳しい表情で3週間後にスタートする本格的な後半戦への思いを語りました。
赤尾公キャプテンは「責任を感じています。悔しいです。期待して使ってもらったのに何も出来ませんでした。中断期間をプラスに考えて、チームでひとつになって、これからにつなげていきたい」と。また、チーム唯一のシュートを放ったFWの萱沼優聖選手は「ここまで負けてはいなかったが、引き分け3つは、1勝2敗と同じ勝点なので意味はない。得点にこだわっていきたい」と、選手は新たな、明確な目標を感じていました。

次の試合は8月18日、アウェーでギラヴァンツ北九州と対戦します。

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