タイ王国バレーボール協会と鹿屋市が覚書を締結 今年7月下旬に合宿へ

(今年3月 鹿屋での視察中の1枚 提供:鹿屋市)

日本時間の5月8日、タイのスポーツ庁で、タイ王国女子バレーボールチームの東京オリンピック事前合宿に関する覚書の調印式があり、鹿屋市で事前合宿が行われることが正式に決まりました。
県内で事前合宿地が決まったのは初めてです。

鹿屋市はこれまで、県と地元の鹿屋体育大学と協力し、事前キャンプの誘致を進めていました。
その中で、4月27日に政府の政策として登録が進められている「ホストタウン」に認定されたことを受け、調印に至ったものです。

調印式には、タイ王国バレーボール協会の ソンポーン チャイバンヤン 会長や中西茂 鹿屋市長、鹿屋体育大学の 松下正雄 学長らが出席し、覚書に調印しました。

この覚書の締結に、鹿屋市の中西市長は
「ホストタウンとして、早速、タイ王国バレーボール協会と事前キャンプ誘致に係る覚書を締結できたことを、大変嬉しく思っている。本市での事前キャンプによりタイ王国女子バレーボールチームが力を発揮し、オリンピックに出場できるよう、練習のための環境づくりやおもてなしなど鹿屋市・鹿屋体育大学・鹿児島県が一体となって支援していきたい」とコメントしました。

また、タイ王国バレーボール協会のソンポーン会長は
「今回の覚書締結により、選手が最高のパフォーマンスが出来るよう、事前キャンプに取り組み、オリンピックに出場できるように頑張りたい。」と話しました。

タイ王国女子バレーボールナショナルチームは、今年7月下旬に、鹿屋市で初めての合宿をする予定です。

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