100回目の夏、始まる。 夏の高校野球県大会

(開幕試合の始球式にはレジェンドが!)

夏の甲子園を目指す「第100回 全国高校野球選手権 鹿児島大会」。
節目の大会を記念しての始球式で、本格的に大会がスタートしました。

青空が広がった7月9日の鹿児島市の県立鴨池野球場。
7日の開会式の後、雨で順延されていた開幕試合の始球式でマウンドに上がったのは、元プロ野球選手で鹿児島実業高校出身の投手、定岡正二さん(61歳)です。

1974年の夏の甲子園で県勢初のベスト4に進出した当時の捕手、尾堂栄一さんのミット目掛け投げ込まれた勢いのあるストレートに、観客からも大きな拍手が送られました。

始球式後、定岡正二さんは、
「景色は高校時代と一緒でした。ユニホームを着ると、引き締まるというか・・・これで戦ってきたのかなという、懐かしい思いと嬉しい思いを持って投げました。練習でやってきたことを全て出して戦ってほしい。」と目を潤ませながら、感想と球児へのエールを語りました。

9日は、1回戦2試合が行われ、第1試合では、2回に3点をとった出水商業がその後も点を重ね、5対1で志學館に勝ちました。第2試合は、錦江湾が与論に13対1の7回コールドで勝利し、2回戦に進出しました。

大雨の影響で大会日程は2日順延になっており、このあと試合が順調に進めば、今月25日に決勝戦が行われます。

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