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  • かごしま×食×アスリート=∞無限大 食の面からかごしまのアスリートたちを支える「KAGO食スポーツ」とのコラボレーションコーナー。

一人暮らしの冷蔵庫には? ~松木スポーツ食堂「KAGO食」~

(ご自身の経験も交えながら、長島未央子さんに具体的なお話を伺いました!)

3月の「松木スポーツ食堂・KAGO食」は、新生活が始まる今、知っておいてもらいたい「食生活」に関する知識を、この食堂の運営を「お手伝い」頂いている(笑)、KAGO食スポーツ代表で鹿屋体大で教壇に立つ長島未央子さんに伺いました。

アスリートの場合は、特に「食」の面が大事ですよね?

「食」は身体作りに直結するので、半年くらいでも、余計な体重増加や減少があるとケガの発症やパフォーマンスの低下につながります。大学生活の4年間は長いようですが、スタートが上手くいかないと、意外にあっという間に4年が過ぎてしまいますので、注意が必要です。

実は私も体育大生だったのですが、入学当初、栄養の専門的知識は既に持っていたにも関わらず、うどんやパンなど簡単に食べられて、さらにお腹が満たされるものを中心に食事をしていた時期がありました。
血液検査をすると…タンパク質が不足しており、そのままトレーニングすると貧血になってしまう状況でした。
これではまずい!とタンパク質や野菜を積極的に摂るようにしました。

このような状況は、限られた「予算」の中で食事を準備しなければならない学生アスリートの「あるある」なんです。

そこで!ひとり暮らしの学生さんにお役立ちの常備品を紹介します!

①納豆・豆腐・ヨーグルト・チーズ・魚肉ソーセージ
これらは保存が効くので、ある程度まとめ買いしておくと便利です。
さらに、特に調理の必要がなくタンパク質が摂れる食材になります。

②ツナやサバの味噌煮などの缶詰
ツナはパンに挟んだり、サラダや卵焼きに加えたり、サバの味噌煮缶はそのまま食べても良いですが、鍋をした翌日に野菜の余りと一緒に煮て食べても美味しいです。
既に味がついている缶詰なので、調味料を加える必要無しです!

③特に調理しなくても食べられる野菜(レタス、キャベツ、トマト等)
調理をしなくて食べられることで、ハードルが下がるのではないかと思います。ただ、そればかりだと偏るので、少しずつ他の使いやすい野菜をチョイスしてはどうでしょうか?
例えば、小松菜・ニラは栄養価も高く、スープから炒め物まで幅広く使えます。ニラは、はさみで切ってスープに入れたり、手で千切ったりしても良いですし(笑)!

学生は、まな板などの洗い物が嫌だ!というのも「あるある」なので、手間が掛からない調理方法を考え、素材を選ぶのもポイントになると思います。

この考え方は、アスリート以外の一人暮らしの方にも大切ですね。

運動している、していないに関わらず、一人暮らしの学生も、社会人の方も、それぞれの立場で良いパフォーマンスを発揮しなければいけないという事に変わりはありませんので、「食」の面から整えて欲しいですね。


お話を伺いながら、私も!自分の「食生活」を振り返ってみました。
ひとり暮らしの中では、なかなか意識しないことばかり。
ちょっとした工夫で「食」の面から自分を支えられるんだなと思いました。
きょうから、実践してみませんか?

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