陸上年間チャンピオンを決める大会の1つに県陸上記録会を指定

日本陸上競技連盟によりますと、4月10日に開幕する「サトウ食品日本グランプリシリーズ」のポイント対象大会に、5月2・3日(日・月)に開催される「第3回 鹿児島県陸上記録会」が入ることが分かりました。

陸上の「日本グランプリシリーズ」は、2018年にスタート。指定大会での競技結果により各選手にポイントが与えられ、年間を通してポイントを争うトラック&フィールドの大会の総称です。
国際大会につながる国内ハイレベルの大会としてシリーズを通して競うことにより、世界で活躍できるアスリートの強化・育成を図ること、さらに国内各地で開催しトップ選手のパフォーマンスを披露することで、陸上ファン層の拡大や応援文化の定着を目指すものです。

4年目となる2021シーズンは、4月10日に行われる熊本大会「第29回 金栗記念選抜陸上中長距離大会」を皮切りに、10月まで「シリーズ指定」となる11大会が全国各地で開催予定で、さらに鹿児島を含む「ポイント対象」の4大会を加えた15大会で獲得したポイントにより、男女それぞれの全種目総合のトップ「シリーズチャンピオン」と、男女それぞれの種目ごとのトップ「種目別チャンピオン」を決定します。

5月2・3日(日・月)に鴨池陸上競技場で行われる予定の「2021年 第3回 鹿児島県陸上競技記録会」は混成競技(男子:十種競技/女子:7種競技)のポイントが加算される大会として行われ、翌月・6月に行われる東京五輪代表選考を兼ねた日本陸上競技選手権大会・混成競技の前哨戦ともいえる戦いとなりそうです。

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