姶良が3連覇! 県地区対抗女子駅伝
県内12地区を代表する女性ランナーがそれぞれの地区のタスキをつなぐ県地区対抗女子駅伝。
1月26日に行われた令和初の女王を決める戦いは熾烈な争いとなりました。
霧島市隼人運動場をスタート・フィニッシュとする6区間、21.0975kmで争われたレース。
各地区のエースが集う1区は、去年12月の全国高校駅伝で準優勝を果たした神村学園勢が、それぞれの地元チームに別れ区間賞争いで火花を散らします。その戦いを制したのは日置の木之下沙椰選手(神村2年)。29年ぶりの優勝を狙う日置がトップで2区に入りますが、猛烈に追い上げるチームがありました。
初優勝を狙う川薩です。2区を任された久保心優選手(神村1年)が2人をかわし、区間新記録の走りでトップに躍り出ます。
3区・中学生区間では、今年4月に鹿児島でも行われる東京オリンピックの聖火ランナーに決まっている2人の中学生も力走を見せます。
そしてレースは、初優勝を狙う川薩がトップのまま5区へ。
しかし、後方からは4年ぶりの優勝を狙う鹿児島と3連覇を狙う地元・姶良も追い上げていました。アンカーが待つ第5中継所での先頭は、鹿児島。3連覇を狙う姶良は、33秒差の2位でタスキをアンカーに託します。
最終6区・残り1キロ。追いかける姶良の足立由真(京セラ所属)が鹿児島の立迫望美(国分中央高校3年)を捕らえ逆転。
最後は、粘る鹿児島を振り切った姶良が3年連続13回目の優勝を果たしました。
なお、前の年の順位を元に上位から4チームずつをクラス分けしてあらそう「クラス優勝争い」では、Bクラス優勝は日置、Cクラス優勝は去年の11位から躍進し7位に入った川辺でした。