ボクシング世界選手権代表につながる勝利!
2021年10月からセルビアで開催されるボクシング世界選手権の日本代表選考につながる試合が、神奈川県で9月5日までの3日間行われ、2つの階級で県勢が頂点に立ちました。
2年に1度開催される「世界選手権」の日本代表選考会は、各階級、勝ち上がり方式で行われました。
鹿屋市を拠点に活動し、ウェルター級で東京オリンピックに出場した岡澤セオン選手も、オリンピック後、初の実戦に臨むと危なげなく勝ち上がり、頂点に立ち、2大会連続の代表内定に近づきました。
また男子ミニマム級には、今年4月に鹿屋工業高校から駒澤大学に進学した荒竹一真選手が出場。
コロナ禍で、高校最後のインターハイやかごしま国体など、活躍の舞台を奪われた荒竹選手は、苦しい時期を越えて、大学ボクシングで新たなスタートを切りました。
9月6日の決勝では、相手との間合いをうまく詰めながらパンチを繰り出し、国際大会の出場経験もある上級生に判定勝ちし、シニア年代初の日本代表入りに大きく近づきました。
荒竹選手はMBCの取材に対し「落ち着いて戦うことができ、自分らしいボクシングが出来たと思います。この予選に向けてたくさんの方にサポートして頂きいた皆さんに感謝です。代表に決まったら、持ち味のスタミナを活かしつつ、パワフルなボクシングで勝ち上がりたいと思います。岡澤セオン先輩と二人で戦えるので、もちろん二人揃って優勝を目指します。」とコメントしています。
ボクシング世界選手権の日本代表は、今回の選考会の結果を踏まえ、近く行われる日本ボクシング連盟の選考委員会で決定します。