神村学園が初めて夏の女王に! インターハイ女子サッカー
8月22日に福井県で行われた全国高校総体・インターハイの女子サッカー決勝で、神村学園が延長までもつれ込んだ試合を制し、初優勝を果たしました。
初優勝を狙う神村学園は、2度目の優勝を狙う今大会無失点の静岡の藤枝順心と対戦。
神村は、試合開始直後に1年生・三冨のミドルシュートで先制し、試合の主導権を握ります。
後半に入ると、相手の攻撃に耐えるシーンが多くなった神村。ゴール前で体を張った守備を見せ、無失点に押さえていましたが、後半25分に藤枝順心に同点に追いつかれ、試合は延長戦に突入します。
体力的にも厳しくなるなか、神村は延長前半終了間際に左サイドを駆け上がった3年生の川浪が、相手を一人交わして右足一閃。風にも乗ったボールがそのままゴールネットを揺らし、待望の追加点を奪います。
結局、これが決勝点となり、神村学園がインターハイ初優勝を果たしました。
試合後、愛川陽菜キャプテン(3年)は、
「全員で協力しながら走り勝つのが自分たちのスタイルなのですが、それが全国でも通用することを周りに示せたのが良かった。冬の全国大会・全日本高校女子サッカー選手権に向けて気持ちを切り替えて頑張らないといけない。夏の戦い方を継続しながら、さらにバリエーションを増やして、冬でも通用するようにしたい。」と、すでに先を見据えていました。