日本三大奇祭~岡山県・西大寺会陽“はだか祭り”

水曜日は岡山県からの話題。
2月17日(土)に行われる、「西大寺会陽(さいだいじえよう)」通称“はだか祭り”について。事務局長の吉田陽一さんに伺った。

今回で509回目となる西大寺会陽は、「岩手の黒石寺蘇民祭(こくせきじそみんさい)」・「大阪の四天王寺どやどや」と共に日本三大奇祭とされている。
500年程前に、この寺で配られる護符が「ぼっけぇ利益があるんじゃそうな」と評判になり、人々が殺到したため、やむなくこれを投げ与えたことが祭りのはじまり。
現在は紙の護符の変わりに「宝木」と言われる木を、まわしを締めた裸の男たち(1万人ほど)
が奪いあい“福男”を目指すお祭りだ。
ポスターからもその熱気が伝わる。

その日は女性団体による会陽太鼓、そして冬花火が終わった午後8時ごろから、境内に裸になった人々が続々と集まりはじめ、身体を清めたあと、千手観音と牛玉所大権現を詣で、大床で
押し合う。夜10時に裸衆が本堂に集まり、すべての明かりが消され御福窓から宝木が投げ入れられる。この宝木の争奪戦を見事制し、手に入れた者が福男と呼ばれ、その年の幸福が約束されるのだそう。
2月なので寒いのではと心配した美坂アナウンサーに、全く寒くありませんと吉田さん。
1万もの人が密集しているので、肌がこすれあって温かいくらいだとか。ヒートアップ防止に、上から冷水を浴びせて冷やすことも・・・(聞いているだけだと鳥肌が)
岡山が誇る冬の風物詩をどうぞご覧あれ。
1月10日放送分
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