西郷南洲遺訓を世に広めたのは庄内の人々ですが、昨日は、その庄内(今の山形県酒田市)には南洲神社がある・・・というお話をお伺いしました。今日もその庄内南洲会の理事長・水野貞吉さんに伺います。
現在、西郷南洲遺訓にまつわる新しい取り組みをされているそうですね…
(水野さん)「南洲翁遺訓という、手のひらに載るくらいの小冊子なんですけど、それを南洲会館においでの方、南洲神社を参拝の方に、ぜひ西郷先生の精神を分かっていただきたい…ということで無償で差し上げていた。が、それが段々少なくなってきた…ということで、この「クラウドファンディング」という方法を用いて、全国に寄付を募り、3万冊近い本をなんとか印刷しようということで進めている。」
(岩崎)ここまで頑張れる原動力って?
(水野さん)「会員の皆さんの支えもありますし、先人から引き継いだものを、また、後世へ伝えなければという気持ちが強くあって、がんばっている」
(岩崎)今年は明治維新150年ということで、注目度も高まってるのでは?
(水野さん)「西郷先生のことを大河ドラマで見ているが、近くに西郷さんの銅像があるということを知って、しかもそこには何か資料もありそうだ…ということで訪れてくださる方も多い。そういう方に、是非読んでいただきたいということで差し上げている。まだ今は残りがあるので配布できているが、それを途切れさせないように…という思いで、このクラウドファンディングというものに取り組んでおります。。。」
明日も、庄内南洲会理事長・水野貞吉さんにお伺いします。