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妙円寺詣り その3

今週は、10月の27日(土)・28日(日)に行われた鹿児島三大行事の一つ「妙円寺詣り」に参加された皆さんの声をお届けしています。

今日は照国神社から走ってこられた(!)という星原夫婦の登場です。なんと、2時間ほどで到着されたそうですよ。

 

星原さん:「今日は徳之島から来ました。」
たえこさん:「私は鹿児島市内からです。」

「単身赴任で、久しぶりで夫婦仲よく走ってみようかなと思ったんです。」

「(妙円寺詣りは)小学校の行事できました。あんまり小学校の時は記憶にないんですけど。今日は夫婦でいろいろ昔の人のことを思いながら、歩いてきました。」

「私は、重たい鎧を着て歩いたりして、すごいなと思いながら歩いてきました。
やっぱり日ごろの悩みとか、つらいことも、昔の人たちに比べればちっぽけなことなのかなあとも思えて、すごく勇気がもらえたような気がします。」

なるほど。深い一言ですね。そしてお二人が今回参加したのにはこんな目的も。

「息子たちがこれから受験があるので、くじけないように、今日私たちも頑張って歩いたことを帰ってから伝えたい、と思いながら歩きました。受験生として今、勉強を頑張ってるけど、もうすぐで夢はつかめるから、ぜひ頑張ってほしいです。
今はつらいと思うんですけど、最後まで自分に自信をもって頑張ってほしいなと思います。」

このあとお二人は、妙円寺詣りの体験をお子さんにどんなふうに伝えられたんでしょうねえ。

 

当日は、薩摩日置鉄砲隊の皆さんの演武もありました。勇壮な鉄砲の音を皆さんへのエールとしてお届けしましょう。前へ前へ進む「繰抜」の演武です。

「これは3段に隊列を調え、最前列が銃を放ち、そのあと後列が前列を追い抜き、順次銃を放っていく戦法です。いとまなく前進しながら発砲する島津独特の戦術です。
島津の兵法では後ろに下がることをよしとせず、常に前へ前へと猛進する戦法で、関ヶ原の敵中突破のときも行われたといわれております。」

みんなきばれーーー!ちぇすとーーー!

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