今月は、夏休みこども企画ということで、子供たちの元気な声をお送りしています。
今週は土屋さんご一家の登場です。薩摩の教えの中で体を鍛錬すること・・・といえば、山坂達者や示現流。土屋さんご一家は、お父さんと3人のお子さんが一緒に、薬丸野太刀自顕流に取り組んでいらっしゃいます。
練習は、毎週日曜日の朝9時から2時間ほど、南洲神社の境内で行っているそう。稽古は、先輩に倣って、まず掃除から始まります。そんな修行に取り組んでいるのはどんな子供たちなんでしょうか・・・?
普段の声は、とても元気な普通の子供という印象ですが…。ひとたびお父さんの号令がかかると!
(お父さん)「気を付け!礼!」 「あいがとさげもしたー」
ぴしっと足の付け根に手を添えて、背筋を伸ばして素晴らしい礼をしてくれたのは4歳の双子のかんむ君とみねいちゃん、そして、7歳のお兄ちゃんです。お兄ちゃんのお名前はお父さんに紹介していただきましょう。
(お父さん)「長男は、龍彬といいます。」
たつあきら…、どんな字を書くんですか?
(お父さん)「坂本龍馬さんの龍という字に、斉彬さんの彬という字を書いて、龍彬といいます。
坂本龍馬さんから頂いた龍は、自ら動いてみることでそこになかった道を開く、という「行動力」、斉彬さんの彬という字は、世の中を広く見聞し、知る。そして目先ではなく先見の目で見据えて動くということを、そんな子供になってほしいなと思って龍彬と名前をいただきました。」
お父さんの熱い想いがこめられた立派な名前ですね。
それにしても、どんなきっかけがあったのでしょうか・・・、気になりますね。この続きはまた明日。