ととナビvol.258 ホシカイワリ
先月は、谷山にある定置網と網に入ったお魚をご紹介しました。
鹿児島市の産業道路のすぐそばの海を、鯛やカワハギやイカやエイが泳いでいる!・・・という、まさに「ここはもしかして龍宮城の入り口?」みたいな、目から鱗がぽろぽろ落ちるような体験でした。
これからも「ととナビ」は、(たまには😅)外に飛び出して、鹿児島の海の豊かさを実感してきたいと思います。
さて、そんな谷山の定置網にもたくさん入っていたのがマアジ。
今日は、これからの季節おいしくなるアジ科の魚の中で、「カイワリ」と名のつくものをご紹介しましょう。
まずは、以前ご紹介したことのある カイワリ ↓ (覚えていますか?」2016.11.10に、ととナビでとりあげましたよ~)
http://blog.mbc.co.jp/popo/2016/11/vol124-66cb.html
大きさは30㎝くらいの、平べったい体をしていて、どちらかというとかわいいイメージのアジです。
そのほかにも、「カイワリ」が名前につく魚はいくつかいて、その一つがホシカイワリ↓。
アジ科ヨロイアジ属の魚。ちょっと体が細長く、金色の斑点。でも、これはまだ若い全長29㎝のホシカイワリ。
大型のホシカイワリはもっと細長くなるんだそう・・・↓下の写真のホシカイワリは全長66㎝。
ホシカイワリは、インド洋と太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布する魚で、日本は分布域の一番北にあたります。
上の写真の、小さい方のホシカイワリは南さつま市笠沙町の定置網、大きい方は種子島、南種子町の定置網に入ったものです。
さて、それでは気になるお味です。
どうですか、このお刺身・・・??
ずばり、「甘味があっておいしい」そうです!
刺身以外にも、煮ても焼いても、フライでもいけますよ~。
スーパーでは、もしかしたら、「こぜん」とか「えば」という表示で売られている切り身や刺身はこの魚かも。。。(可能性は低いけど😔)
🙇🏻:「お店の人に「ホシカイワリ欲しー、買いたい」って言ってくださいね。」😓