映画「美しい星」インタビュー part1
今日のキネナビは、現在公開中の邦画「美しい星🌏」をご紹介❗
三島由紀夫の1962年に出版された異色の同名SF小説を、
「桐島、部活やめるってよ」「紙の月」の鹿児島出身の吉田大八監督が
映画化しています🎥
平凡な家族が突如として「宇宙人」に覚醒する姿を、
舞台を現代に置き換えた大胆な脚色で描いています。
父・重一郎役をリリー・フランキー、息子・一雄役を亀梨和也、娘・暁子役を橋本愛、
母・伊余子役を中嶋朋子、大杉家に近づく謎の代議士秘書・黒木役を佐々木蔵之介がそれぞれ演じています✨
今回は6月3日(土)に、鹿児島へ舞台挨拶でいらした吉田大八監督にインタビューできましたので、
その時の模様を、今日と、来週の2回に分けてお送りします😆
前半の今日は・・・
前回2014年に、海童が行くに一度ご出演いただいたときに、
「紙の月」三昧の一年だった、次はまったく違う映画を撮りたいとお話いただいていました。
その後、この美しい星の話がちょうど進んだそうです😳
1962年に三島由紀夫さんが書いた作品を、今の映画としてだす上で、
問題定義を今の時代だと温暖化・気候変動に置き換えることでやっと進めることができたそう。
「この美しい星は三島由紀夫さんの作品の中でも、昭和の文豪のイメージとはちがい、
ポップでぶっ飛んだ内容になっていて、でも三島さんはこの作品にとっても自信と愛着が
あったそうなので、少しは原作を読む人を増やすことが出来たのかなと、そして三島さんに
逢う時はにこっ😁としてもらえるのではないかという手ごたえはある」
とお話くださいました。
主演のリリーフランキーさんについては、
「この重一郎役は、火星人で、不倫して、お天気キャスターで、病気になるわで、
なんでもかんでも要素がある中で、この役を通すとなると、リリーさんしか思いつかなかった。
リリーさんのスケジュールがあいていることをまず確認して、リリーさんをくどくために、
脚本を書いた。」
とおっしゃっていて、ということは主役がリリーフランキーさんで無ければ、
まったく違う脚本になっていたのか👀⁉と驚きのお話でした😳❗
後半は、他の出演者のお話や映画の内容のことなど、伺って行きます❗
ぜひ来週までに映画をご覧になって一緒に監督の話を聞きましょう😊‼