【#7】奄美山羊島ホテル 碩朋美さん
このコーナーでは、「私たちの日常を支える人」すなわち“ささえびと”。
地元や地域、街を盛り上げ、元気にしようと頑張っている“ささえびと”をご紹介します。
今週は、「やぎで、地元の皆さんの笑顔を支える人」ご紹介します。
今回のささえびとは、
奄美市名瀬の山羊島というところにあるリゾートホテル、
奄美山羊島ホテルから、主にフロント業務をなさっている、碩 朋美さんです。
🐐山羊島はどんなところにある島なんですか?
名瀬の市街地から車で7分くらいの場所にあるんですが、
小さな橋でつながる、名瀬湾の浮かぶ小さな島です。
広さは学校のグラウンド4個分くらいの島で(碩さん調べ(笑))、
昔は山羊を放し飼いされていたみたいです。
🐐今も実際に、敷地内にやぎが住んでいるんですね?
そうです!ヤギの「メー太」と、「メー吉」が住んでいます。
遊びにきてくれた子どもたちに、ミルク🥛をあげてもらったりして、ホテルの人気者です!
中には、やぎをみてから幼稚園に行くっていう親子連れが来たりして、動物って癒しだなーと思いますよねー!
🐐碩さんはじめ、スタッフの皆さんがすごくユニーク!
コロナウイルスの影響で、昨年創業以来初めて、2か月の休館を経験しました。
そのお休みの間、何か地元の方をはじめ、お客様に楽しませる新しいものを作りたいと思いまして、
料理長やホテルのスタッフみんなで、「ひんじゃー焼き」というテイクアウトの商品を作りました!
🐐あつあつの鉄板の海鮮を乗せて、プレス機で薄く焼き上げる海鮮のお煎餅・・・。その後、皆さんの反応は?
奄美の地魚を使って、自信を持って販売をしているんですが、
「ひんじゃー」というのが、奄美の方言で「やぎ」という意味なので、
地元の方は「ひんじゃー焼き」を、「やぎ焼き」と勘違いされる方もいらっしゃって、なかなかなんですが、
それでも負けじと、ひんじゃー焼きのチラシを作ったり、広告を出したりして頑張っています!
🐐地元の皆さんとの関わり方って、これまでと変わったのでは?
前は、「リゾートホテルだから敷居が高い!」となかなか来て頂けなかったんですが、
最近は「泊まらなくても、子供を連れてきて散歩してもいいですかー?」とか、
「やぎを見ていいですか?」と来て下さるようになって、
ある意味これが、私たちが描いた理想の風景なのかなーと感じますよね・・・。
🐐これから山羊島で、地元の皆さんにどんな風に過ごして頂きたいですか?
長く続いているコロナ禍でも、地元の方の憩いの場になるように、
泊まらなくても、山羊を見に来るだけでもいいので、
お散歩がてら遊びに来てもらって、笑顔になって元気になって頂けたら嬉しいです。
コロナ対策をしっかりした上で、また色々なおもしろい企画をしていきたいです。
とにかくいらっしゃる皆さんを笑顔にしたいと、
日々楽しい企画を考えていらっしゃる奄美山羊島ホテルの皆さん!
次なるユニーク企画を楽しみにしていますね!
碩さん、お話ありがとうございました。