TOYOTA街角ステーション「フランス菓子一公」

皆さま、メリークリスマス

今年はおうちでクリスマスを過ごすという方も多いでしょうねー!

私もその1人・・・。

素敵なクリスマスの1日になりますように~🎄🎅

 

さて、

このコーナーでは、ドライブ途中におすすめのテイクアウトグルメをご紹介しています。

クリスマスイブの今日は、寒い冬にピッタリのほっこりスイーツをご紹介します。

今回ご紹介するお店は、鹿児島市加治屋町、鹿児島中央高校の裏手にある、

「フランス菓子一公」です。

創業は昭和57年。

「本場の手作りのフランス菓子を・・・」をと、

陳之内一公さんが、鹿児島市山下町のお店を構えられたのが、このお店の始まりです。

厳選した素材を使って、とにかく丁寧に手間暇かけて作られる一公さんのお菓子は、

「フランス的に、かつ日本的なアレンジで・・・」

日本にいながらどこかフランスを感じられるような・・・どれも素敵なお菓子ばかりです。

そんなお菓子の中で、この冬の時期に登場する、私が毎年楽しみにしているお菓子があります。

それは「 アップルパイ 」

35年程前から作り続けているアップルパイで、

毎年販売されるのを楽しみにされている常連のお客様もいらっしゃる、冬の人気商品なんです。

このアップルパイは、

一公さんにとっても、修行時代を思い出す、思い入れのあるお菓子。

最後の修行先のお店が、パイがお得意のお店だったそうなんですが、

そこのアップルパイがとっても美味しかったのだとか。

このアップルパイを一公さん的にアレンジをして完成したのが、

今の一公さんのアップルパイです。

一公さんのアップルパイは、ズバリ「昔ながらのアップルパイ」

お客様からも、「懐かしい味だねー」と好評です。

自慢のパイ生地にアーモンドの粉で作ったアーモンドクリームを絞って、

その上に煮込んだリンゴを入れて、

軽くシナモンをふって、パイを重ねた、

ヨーロッパ式のアップルパイです。

アップルパイは、家庭でも作れるようなとてもシンプルなお菓子。

だから使う素材には徹底的にこだわって作られています。

りんご🍎は主に紅玉を使います。

昔ながらのリンゴで、酸味のバランスが一公さんのアップルパイと相性抜群!

この紅玉に水分を加えずに、甜菜糖とバニラを加えて煮込み、

最後にアップルリキュールとマール酒(ぶどうのブランデー)、

さらに発酵バターを加えて風味豊かに仕上げています。

リンゴの食感も、ジャムにならない程度に仕上げ、

ちょっと食感があって、最後に「リンゴ」の食感を感じられる位、絶妙な仕上がりです。

そしてもう1つの自慢は、これを包む「パイ生地」!

風味豊かでコクのある発酵バターを、

通常のなんと1.2~1.3倍も使用した、とても贅沢なパイ生地です。

ただ発酵バターを多く使うと、生地作りはとても大変!

パイの層を作るのに、なんと4時間以上もかけて織り込む作業をされているそうです。

1回折るごとに、1時間以上生地を休ませることを繰り返すこと4回・・・。

そうすることで、発酵バターを小麦粉の生地が同じ固さで、

きれいな層を作ることができるそうなんです。

焼き上げるとさっくりとしてふわっとした、

とっても軽い食感のパイに仕上がります。

最後にもうひと手間!

パイがリンゴに負けないように、最後に上からパウダーシュガーをかけて、

もう1度オーブンへ・・・。

そうすることによって表面のパウダーシュガーがとけて、表面がキャラメル化!

キャラメリゼの香ばしさとパリパリとした食感が相まって、

香り豊かで食感の楽しいアップルパイになります。

一公さんは食感の魔術師のようです。

さくさくさくさくーとふんわり軽い食感のパイは歯切れもよくて、

中のリンゴはフレッシュさも感じながら、コクもある。

後味の良い、美味しい余韻がふわっと残るアップルパイ。

でもどこか懐かしい心地がする、あったかいアップルパイです。

 

場所のご紹介

今回伺ったのは加治屋店🥧

<場所> 鹿児島市加治屋町。鹿児島中央高校の裏手。

<営業時間> 朝10時~夜7時

<定休日> なし

<お値段> 324円 

(24(木)・25(金)はクリスマス期間なのでアップルパイはお休み、26日(土)から販売を再開されるそうです。)

<お問合せ>  099-224-4737

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