鶏飯の出汁を使った「だし巻き卵」開発中
2月18日に城山観光ホテルで開催される「うま味祭り」に参加する、
出汁の王国・鹿児島プロジェクトの皆さんに、電話をつなぐ1週間。
「奄美の里 健美和楽 花ん華」の 料理長、勘代順司さんが登場。
珍しい苗字の勘代さん。父親が和歌山出身で、地元でも少ないらしい。
料理人だった父親の影響で、小さいころから台所に立つのが好きだった。
進むべくして料理の道へ。しかし「先輩」は、いい顔をしなかったとか。
「自分も実際やってみて厳しいというのがあるので、その時たぶん、父もそう思ったのかも」と話す。
39歳の勘代さんが料理長を務める「奄美の里」は、庭園が素晴らしい。
えっちゃんも「お腹を空かせるために散歩して食べて、
食べた後、ちょっと運動しようと思って歩いて、また小腹がすいて、デザートを…」と、提案するくらい。
そして、「奄美鶏飯」も絶品。
祭りでは、この鶏飯の鶏の出汁を使った、だし巻き卵を提供する予定。
「冷めても味が出るのを、今、検討しながら作っています」。
(写真提供:奄美の里 「島じゅうり膳」 )
勘代さんの頑張ったこと。それは、料理の修行だ。
「自分で魚を買って、家の台所で何回も練習した。
台所がすごいことになったという記憶が強いんです」。
若手の育成も込めて、頑張っていきたいと話す勘代さん。
30代の若きリーダー。精進と奮闘の日々がつづく。